ATI、SONICblueのFire GL部門買収で合意

3月21日(現地時間) 発売


 ATI Technologiesは3月21日(現地時間)、SONICBlueのプロフェッショナル・グラフィック市場向けの事業部であるFGL Graphics部門を買収することを発表した。買収金額は約1,000万ドルで、270万ドルが現金で支払われ、残りの730万ドルはその後のFGL部門の業績に応じて変動する。買収の完了は今会計年度中の見込み。

 FGL Graphics部門は「Fire GL」のブランド名でOpen GLベースのハイエンドビデオカードの開発、販売を行なっており、SONICblue(旧S3)がビデオカード事業から撤退した後も独立事業部として残されていた。

 ATIのDavid Orton COOは、「われわれがFGL Graphicsを買収する目的は、ハイエンドワークステーション市場への参入である。同様にFire GL Technologyの獲得により、ハイエンドデスクトップ市場でもわれわれのポジションをより強固なものにするだろう」と述べている。

□ATI Technologiesのホームページ(英文)
http://www.ati.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.ati.com/na/pages/corporate/press/2001/4368.html
□SONICBlueのホームページ(英文)
http://www.sonicblue.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sonicblue.com/default.asp?menu=Press_Room&sub_menu=&ID=468
□関連記事
【2000年8月7日】S3、ビデオカード事業から撤退
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000807/s3.htm

(2001年3月22日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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