オリンパス、米Kodakとクロスライセンス契約を発表
~デジタルカメラのOEM供給も視野に
2月13日 発表
オリンパス光学株式会社は13日、米Eastman Kodakとデジタルカメラ技術に関する包括的なクロスライセンス契約を締結することで合意したと発表した。
クロスライセンス契約の目的としてオリンパスでは、「ネットワークを通じたオンラインプリンティング・共用サイト上での画像共有化をはじめとする各種サービスの提供を含めたトータルなデジタル写真システムを可能にするなど、デジタルカメライメージング市場の更なる拡大を図ること」を挙げている。
また、「今回の契約締結で、今後はレンズやCCDコンポーネントの相互供給あるいはデジタルカメラそのもののOEM供給などについても検討し積極的なアライアンス活動を展開する」としており、技術交換のみならずOEMまで踏み込んだ交流をめざすとしている。
デジタルカメラ市場で大きなシェアを持つオリンパスが、米国の写真関連業界の最大手であるKodakと提携することは、米国市場での動向を中心に大きな影響を与えるものと思われる。
□オリンパス光学のホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/Info/n010214.html
□Kodakのホームページ(英文)
http://www.kodak.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.kodak.com/US/en/corp/pressReleases/pr20010213-01.shtml
(2001年2月14日)
[Reported by date@impress.co.jp]
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