2000年の国内PC出荷台数は1,394万台。対前年比30%増

2月8日発表


 日本ガートナグループ株式会社データクエスト部門は、2000年のPCの国内出荷台数が1,394万台に達し、対前年比30.7%増の成長と発表した。

 とくに個人市場は、インターネット・電子メール人口が急速に拡大。パソコン初心者の需要が喚起され、出荷台数で対前年成長率は40%以上となった。ビジネス市場は大企業主体で買い替え・買い足し需要が牽引となり対前年成長率約20%と堅調に推移している。

 形状別動向では、ノート型PCが液晶パネルなどのコスト下落により価格が低下、コストパフォーマンスの向上などから対前年成長率35%増となり全体の45%を占めた。またデスクトップ型も低価格モデルなどを中心に伸び、対前年成長率25%増となった。

 メーカー別市場出荷台数では、NEC、富士通、日本IBMと上位は変わらず、ノート型や低価格VAIOシリーズなどが好調に伸びたソニーが東芝を抜き、'99年の5位から4位となった。
日本パソコン市場出荷台数メーカーシェア *デスクトップ、ノート合計(サーバ除く)

□日本ガートナーグループのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/pr20010122.html
□関連記事
【2月6日】2000年のPC出荷台数は25%増の1,242万台。JEITA発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010206/jeita.htm

(2001年2月8日)

[Reported by torii@impress.co.jp]

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