Intel、超低電圧版モバイルPentium III/モバイルCeleronを正式発表
1月31日 発表
インテル株式会社は、超低電圧版モバイルPentium III 500MHzと、超低電圧版モバイルCeleron 500MHzを正式に発表した。A5サイズ以下のミニノートPCをターゲットとした、TransmetaのCrusoeに対抗する位置付けの製品である。すでに、昨年10月の「MICROPROCESSOR FORUM 2000」で技術発表が行なわれ、2001年前半の出荷が予告されていた。
1,000個ロット時の単価は超低電圧版モバイルPentium III 500MHzが208ドル(国内価格24,570円)、超低電圧版Celeron 500MHzが118ドル(国内価格13,940円)。
超低電圧版Pentium IIIはSpeedStepに対応しており、ACモードでは500MHz、1.1Vで動作し、バッテリモードでは300MHz、0.975Vで動作する。超低電圧版Celeronは常に500MHz、1.1Vで動作する。動作電圧が1Vを切るプロセッサが製品化されるのは初めて。
消費電力は500MHz動作時が1W未満(予測値)、Pentium IIIのバッテリモードでは0.5W以下(予測値)で、インテルでは世界でもっとも低消費電力のプロセッサであるとしている。
□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20010130comp.htm
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/010131a.htm
□関連記事
【2000年10月11日】【海外】
Intelが超低電圧Pentium IIIを技術発表、モバイルに特化したCPUを開発へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001011/kaigai01.htm
(2001年1月31日)
[Reported by date@impress.co.jp]
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