株式会社ナナオは、D4端子2系統を備えたAV対応液晶ディスプレイ「EIZO GAWIN M-10(ガウィン エム・テン)」を3月1日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は14万円を切る程度。

　GAWINの筐体は、ディスプレイ部とインターフェイスボックス部に分割され、3mの専用ケーブルで接続される。

　ディスプレイ部の液晶は広視野角(上下左右170度)、高輝度(400cd/平方メートル)、ハイコントラスト(400:1)の15インチパネルを採用し、最大解像度は1.024×768ドット。液晶の左右に2ウェイのバスレフ型スピーカを内蔵する。

　インターフェイスボックス部は縦型で、PC用のミニD-Sub15ピンのほか、2系統のS対応ビデオ入力端子、2系統のD端子(D1～D4対応)を備え、地上波チューナを内蔵する。NTSC信号に対するプログレッシブスキャン機能を備えており、地上波(720×480インターレース)信号は、1,024×768ノンインターレース信号に変換して表示する。なお、ハイビジョン、デジタルハイビジョン信号は液晶の表示画素数の制限から1,024×768ドットに圧縮して表示される。

　本体サイズは、ディスプレイ部が500×156×372mm(幅×奥行き×高さ)、5.5kg、インターフェイスボックス部が47×27.5×159mm(同)、2kg。赤外線リモコンが付属する。

□ナナオのホームページ
(1月30日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.eizo.co.jp/

(2001年1月30日)

[Reported by date@impress.co.jp]