アイ・オー、業績予想を下方修正
~DRAM、周辺機器の価格下落と新製品開発遅延が影響~

12月13日 発表



 株式会社アイ・オー・データ機器は、2001年6月期中間期および通期の業績予想を大幅に下方修正した。中間期(2000年7月1日~12月31日)の当期利益は9億1,400万円の予想から1億4,600万円へ84%下方修正された。通期(2000年7月1日~2001年6月30日)では19億2,500万円の予想が9億3,200万円へと-51.6%の修正となっている。

 下方修正の理由として、DRAMの価格が過剰供給気味の8月中旬から11月末にかけて急激に下落し、ユーザーの買い控えが発生。メモリ製品の売上額において当初の予測を10%以上下回った。また、MOドライブや、売上増が期待されたLCDなどの周辺機器も値下がりを続ける一方で、新製品の開発の遅延、部材の調達難で出荷が遅れるなどマイナス要因が重なったとしている。

 なお、通期についても各製品の価格下落は続く見通しとしている。

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200012/gyoseki.htm

(2000年12月13日)

[Reported by nakabaya@impress.co.jp]

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