米SanDisk、Lexar Mediaとの特許権係争で和解

11月15日(現地時間) 発表



 米SanDiskは、15日(現地時間)、米Lexar Mediaとの間で行なわれていた特許権係争において和解したことを発表した。

 SanDiskは、同社が'97年2月に取得した「Flash EEPROM」に関する特許(U.S patent 5,602.987,“987特許”)を、Lexarが製造するCompact FlashおよびPCカードにおいて侵害したとして、98年3月に連邦地方裁判所に提訴していた。一方、Lexarは、2000年9月に、SanDiskの製造するスマートメディアが、Lexarのもつ特許(U.S patent 5,479,638,“638特許”)を侵害しているとして、デラウェア州連邦地裁に提訴していた。

 和解の内容は、Lexar側が「987特許」に関して2001年3月31日までに800万ドルを支払い、Lexarが新たにデザインするCF/PCカードについては「987特許」を侵害せず、2001年3月以降に「987特許」を含む製品を製造した場合は4%のロイヤリティ支払い義務がLexar側に生じるというもの。また、SanDiskは「638特許」を用いたスマートメディアの製造に関して200万ドルのライセンス料を支払う。

□SanDiskのホームページ(英文)
http://www.sandisk.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sandisk.com/pr/001115_lexar.htm
□Lexar Mediaのホームページ(英文)
http://www.lexarmedia.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.digitalfilm.com/company/press_11_14_00.html

(2000年11月16日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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