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「MYST」シリーズが復活 |
12月23日 realMYST 発売
(MYST III 2001年4月上旬発売)
標準価格:6,980円
(MYST III 9,800円を予定)
連絡先:ユーザーサポート
Tel.03-5805-3629
MYST IIIのプロデューサーを務めるDan Irish氏 |
※:発売日に関しては、英語版の発売は行なわず4月上旬に日本語版の発売のみとなります。お詫びして訂正させていただきます。
MYSTシリーズは、'93年に米CYANが制作した「MYST」から'96年に発表された「RIVEN」へと続くアドベンチャーシリーズ。島の中を探索しながらあちこちにちりばめられた数々のパズルを解き、ストーリーを進めていく。島の中は自由に移動できるが、基本的にレンダリング済みのグラフィック、もしくはムービーを描き変えて表示するスタイル。マシンパワーの足りないハードウェアでは、左右に振り返るだけでグラフィックの描き換えを行なうため、表示に時間がかかっていた。
「MYST III EXILE」ではQuickTime VRのように360度全方位見渡すことが可能となっている。ただし、立ち止まって回りを見回している状態で、「QUAKE」などのようにリアルタイムに移動できるわけではない。発表会でデモンストレーションされたグラフィックは大変美しかったが、必要とされるマシンスペックはPentium II 300MHz以上とされており、それほど高いスペックは要求されないとしている。ただし、水の波紋や蜃気楼などの表現は3Dグラフィックカードが必要という。
ストーリーは前作で全てを奪われた男の復習劇を軸に描かれる。前作までと同様に島を舞台としており、新たに設定された5つの時代を探索し謎を解き進めなければならない。制作は前作までのCYANからPRESTO STUDIOに受け継がれている。CYANは全く関与していないわけではなく、制作の初期段階でミーティングが行なわれたという。PRESTO STUDIOはCD-ROMソフトの黎明期に「The Journeyman Project」といったムービー系のタイトルを多数制作したことで知られており、その技術力にも定評がある。今回も3Dエンジンを独自に開発、ゲームの開発期間にも2年ほど費やしているという。
マイピックは「MYST III EXILE」の発売に先駆け、第1作目の「MYST」を完全3D化しリメイクした「realMYST (リアルミスト) 」を12月23日に6,980円で発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/2000。
「realMYST」はMYSTのリメイクだが、リアルタイムに3Dレンダリングされるため、舞台の島の中を「QUAKE」のように自由に移動可能。また、これまでにない時間概念と天候変化システムを採用している。
【スクリーンショット】 | |
□マイピックのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□PRESTO STUDIOのホームページ
http://www.presto.com/
□「MYST III EXILE」のページ
http://www.myst3.com/
□CYANのホームページ
http://www.cyan.com/
□「realMYST」のページ
http://www.realmyst.com/
□「realMYST」のデモ版ダウンロードページ
http://www.avault.com/realmyst/
(C) 2000 Mattel, Inc. (C) 2000 Presto Studios,Inc.
All trademarks are property of their respective owners.
(2000年11月13日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]
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