ソニー、直販専用「VAIO SR9」光沢ブラック仕上げモデル11月29日より順次出荷
●VAIO SR9の光沢ブラック仕上げモデル「PCG-SR9C/BK」 9月に発売したスタミナノート「PCG-SR9C/K」をベースにして、本体表面に「アクアポリッシュハイグロブラック」仕上げを行なった。通常のSRシリーズは「マグネシウム合金鋳造 → バリ処理 → 防錆処理 → プライマー → 上塗り」という工程を経るが、今回発表された「SR9C/BK」では防錆処理のあと、「プライマー → 水研ぎ1 → 上塗り → 水研ぎ2 → オーバーコート(透明コーティング) → バフ研磨」と2倍以上の工程がかかっている。同社では「パソコンで水研技術を採用したのは世界初」としている。 なお、この処理のため、1日に加工できる枚数に限度があり数量限定生産となっているが、その数量については公開されていない。同社では「かなりの注文が殺到しないかぎり、当面の注文にこたえらるだけの数は確保できる」としている。
塗装以外の仕様では、標準搭載メモリが128MB×1枚構成(PCG-SR9C/Kは64MB×1枚)となった以外は、Pentium III 700MHz、10.4インチ1,024×768ドット液晶、HDD 20GB、OSはWindows 2000とPCG-SR9C/Kと同じ構成となっている。
出荷開始は11月29日で、正式な価格については受注開始時に明らかにするとしているが、およそ26万円前後と見込まれている。なお、3年間の無償修理サービスも付属する。
●「VAIO SR9」と「Z505CR」にWindows Meモデルを追加
今回、「ハードウェアは高スペックで、OSはWindows Meを搭載したモデルが欲しいという要望が強かった」として、VAIO Style専用でWindows MeとOffice 2000搭載モデル「PCG-SR9C/P」、「PCG-Z505CR/P」が追加された。それ以外の仕様についてはWindows 2000モデルと同じ。
両機種とも11月22日より出荷を開始し、正式な価格については受注開始時に明らかにするとしているが、「PCG-SR9C/P」が24万円前後、「PCG-Z505CR/P」が26万円前後と見込まれている。なお、いずれも3年間の無償修理サービスも付属する。
□ソニースタイルドットコム・ジャパンのホームページ (2000年11月10日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp] |
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