日本HP、ホームユース向けインクジェットプリンタを一新 |
10月下旬より発売
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日本ヒューレット・パッカード株式会社は、ホームユース向けインクジェットプリンタ「deskjet」シリーズと「photosmart」を一新し、10月下旬より発売する。OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000およびMac OS 8.6以降に対応する。
発表会では、同社の寺澤正雄 代表取締役社長が挨拶にたち、「例年とは逆に、C社(キヤノン)、E社(エプソン)などの国内トップメーカーの発表後の発表会となったが、両社の製品ともびっくりするようなものはなかった。年末商戦に向け今回の製品を自信をもってお届けする」と述べ、新製品への自信のほどを語った。
■ 印刷速度 17/13ppm(モノクロ/カラー)の「dj990cxi」
「dj990cxi」は、deskjetシリーズの最上位機種で、印刷解像度は最高2,400×1,200dpi。ページ印刷中に次の用紙をフィードしてスタンバイする新機構「Continuous End-to-End Paper Feed」や、Agilentの96MHz RISCプロセッサを搭載し、RGBからCMYKへの変換をプリンタ側で実行するシステム構成をとることで印刷速度を17/13ppm(モノクロ/カラー印刷時)まで高速化した。
インターフェイスはUSB/パラレル/赤外線で、赤外線ポートを利用して、ノートPCなどからワイヤレスでも印刷可能となっている。また、メディアセンサーを搭載し、用紙の自動認識にも対応。自動両面印刷モジュールも標準で同梱する。
本体サイズは、440×435×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.65kg(両面印刷モジュール搭載時)。
プリントキャンセルボタンを搭載 | 両面印刷モジュール |
■ ミドルレンジモデル「dj957c」
dj957c-ap |
ボディカラーに新色のサイバーホワイトを採用し、印刷解像度は最高2,400×1,200dpi。自動両面印刷ユニットも標準添付される。印字品質は「dj990cxi」と同等で、印刷速度は11/8.5ppm(モノクロ/カラー)。インターフェイスはUSB、パラレル。本体サイズは、440×433×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.65kg。
また、ボディカラーがアクアパープルの「dj957c-ap」も3万台限定で同時に発売される。価格は957cより2,000円高い49,800円。
■ 給排紙トレイを折りたためる「dj930c」
給排紙トレイが折りたためるA4インクジェットプリンタ。印刷解像度は最高2,400×1,200dpi。印字品質は「dj990cxi」とほぼ同等で、印刷速度は9/7.5ppm(モノクロ/カラー)。インターフェイスはUSBとパラレル。
■ エントリーモデル「dj840c」
「deskjet」シリーズのエントリーモデル。印刷解像度は600×1,200dpi。印字速度は8/5ppm(モノクロ/カラー)。インターフェイスはUSB、パラレル。
■ デジカメからのダイレクトプリントが可能な「photosmart 1215」
「Continuous End-to-End Paper Feed」機構などのプリンタの本体機構や、印字品質は「dj990cxi」とほぼ同等。スマートメディアスロット、CFカードスロットを搭載し、デジタルカメラから、PCを介さずに印刷が可能となっている。なお、両面印刷モジュールはオプションとなっている。
□日本ヒューレット・パッカードのホームページ
(10月11日現在、この製品に関する情報は掲載されてない)
http://www.hp.com/country/jp/jpn/welcome.htm
(2000年10月11日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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