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韓国電子展会場レポート やじうま編

会期:10月2日~6日

会場:COEX(Convention & Exhibition Center)


 

銀色の服を着た近未来型お兄さんは手にビデオカメラを持ち、背中に液晶パネルを背負い、同じくお姉さんは携帯電話に映像を映し出して、来場者に見せていた。
「これは、携帯電話でリアルタイム中継か!」と思ったら、お兄さんのビデオカメラの映像は背中の液晶パネルに表示されているだけで、お姉さんの携帯はケータイ Watchで紹介しているように、テレビ付き携帯と、デジカメ付き携帯だった。ちょっと肩透かし
シャープのブースでは、ノートPCも展示されていたのだが、POPまで日本のままだった…… 同じくシャープブース。MP3の文字が躍っていたので、「もしや、シャープがMP3プレーヤーを出すのか」と驚いたら、どうも「MP3よりMDだよね」ということらしい

当然といえば当然だけど、VAIO SRの巨大模型のキーボードもハングル版 ソニーブースでは、新製品のデジタルカメラ「P1」の実演も行なわれていた。広告も韓国独自のものので、日本にはない雰囲気

歩く電子広告のお二人。でも、表示が韓国語なのでよくわかりませんでした。
似たもの同士で気になるのか、前出の銀色のお兄さんとお姉さんの周りに頻繁に出没
Samsungは電子ピザを参考展示。食べたら口の中を切りそう。
市販の予定はない。たぶん……

LG電子のお洒落なデザインのスピーカー付き17インチフラットCRTディスプレイ 色々と物議を呼びそうなデザインのORIONの一体型PC。Socket 370に対応し、VIAのPromediaを採用したスケルトンPC。おそらく、日本のメーカーでこれを採用する勇気のあるところはないだろう

SamsungでもSXGA+を採用したノートPCをラインナップしている。やじうま編に掲載するのは気が引けるが、もう数社が発売しているし、日本でSamsungブランドで発売することはないだろうということで。 Samsung SDIのブースでは、仕組みがわかるように(?)、後部をシースルーにしてCRTを展示していた 日本では日商エレクトロニクスが販売代理店を務めている「NewQ Gold」だが、韓国ではSamsungブランドで発売されているようだ

「スマートメディアはこうやって作られる」。そう、こんなに精密だからデータが飛んでも文句がいえない? わけは無い インターネット電子レンジ、その名も「Netcook」。かっこいい名前だけど、商品ではなく技術展示 こちらも「Multimedia Chair for Computer SR-C1」と、たいそうな名前がついている。このイスはパワーユニット「ULTRA SHKAER US-80」のデモストレーションで、普通のイスにも組み込んでも音が体感できるようになる

会場内にはインターネットブラウズや、メールが読めそうな公衆電話があった。しかし、実際に[INTERNET]にタッチすると、たまたまなのかもしれないが「Under Construction」と表示されたので、何に使えるかはよくわからなかった 明らかに下膨れのピカチュウ。あるブースのくじ引きの景品。オフィシャル商品なのだろうか? 開場2日目には、休日なのかお子様連れの方が多かった。それも、日本やアメリカのイベントでは考えれないような小さなお子様が。そのため、「あっ、ここ通れそう」と思ったところにちょうど子供がいて、何度も膝蹴りしてしまいそうになった

□韓国電子展のホームページ (韓国語)
http://www.kes.org/

(2000年10月5日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]

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