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アップル、新型Macintoshを国内でも発売 |
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7月28日より順次発売
Apple Store価格：
連絡先：カスタマーインフォメーションライン |
アップルコンピュータ株式会社は、ニューヨークで開催されている「Macworld Conference & Expo / NewYork」で米Appleが発表した、「Power Mac G4 Cube」をはじめとする新ハードウェアを国内でも発売する。
今回発表された新機種全てには新開発の光学式マウス「Pro Mouse」、多機能キーボード「Pro Keyboard」が付属するほか、FireWireポートを搭載する機種には、ビデオ編集ソフトの新バージョン「iMovie 2」が添付される。
●新しいデザインコンセプトの「Power Mac G4 Cube」
今回発表されたMacintoshの新ラインナップで最も注目されるのが、新しい製品ラインの「Power Mac G4 Cube」だ。CPUがPowerPC G4 450MHzのモデルと、500MHzの2モデルが用意され、8月中旬から販売開始される。同社のオンライン直販「Apple Store」での価格は、450MHzモデルが198,000円、500MHzモデルが278,000円となる。
同社ではこのG4 Cubeを、iMacと従来のタワー型Power Mac G4の間に位置付け、「G4のパフォーマンスを約20cm角の立方体に小型化。本体中央に垂直冷却管を設け、そこを空気が通るというファンレス構造。そしてiMacのデスクトップデザインを融合させたもの」としている。なお、本体を小型化したことで、電源は外付けとなっている。
メモリは64MB（最大1.5GB）、HDD 20GBを搭載。本体上部にはスロットインタイプのDVD-ROMドライブを装備し、トースターのように縦にディスクを出し入れする特徴的な構造をとっている。
インターフェイスはFireWireポートと、USBポートをそれぞれ2ポート搭載。10Base-T/100Base-TX対応のEthernetや、V.90モデムも標準装備するほか、無線LANカード「AirMacカード」も内蔵できる。また、USB接続のハーマン カードン製ステレオスピーカーが付属する。
●iMacシリーズはカラーチェンジし、99,800円から
ディスプレイ一体型の「iMacシリーズ」もフルモデルチェンジし、本体色を変更した。従来の本体色で残ったのは「Graphite（グラファイト）」のみで、それ以外は全て新しくなり「Indigo（インディゴ）」、「Ruby（ルビー）」、「Sage（セージ）」、「Snow（スノー）」の計5色。「iMacシリーズ」には「iMac」、「iMac DV」、「iMac DV+」、「iMac DV Special Edition」の4系統の機種が用意されており、それぞれの機種で選べる色が異なる。販売はiMacが9月から、それ以外の機種は7月28日から開始される。
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| 左からIndigo、Ruby、Sage、Graphite、Snow |
シリーズ中で最も安い98,000円（Apple Store価格）の機種が「iMac」で、CPUはPowerPC G3 350MHz、メモリ64MB、HDD 7GB、スロットインCD-ROMドライブ、V.90モデム、USB2ポートを搭載。必要最低限のスペックに抑えることで、低価格を実現している。本体色はIndigoのみ。
「iMac DV」はiMacにFireWireを2ポート、AirMacカードスロットを追加し、VGAビデオミラーリングもサポートする。また、基本仕様もCPUがPowerPC G3 400MHz、HDDが10GBに強化されている。本体色はIndigoとRubyの2色で、各色118,000円（Apple Store価格）。
「iMac DV+」はスロットインDVD-ROMドライブを搭載し、DVDビデオが再生可能。CPUはPowerPC G3 450MHz、HDD 20GB搭載する。Indigo、Ruby、Sageの3色が選択可能で、Apple Store価格は各色148,000円となっている。
「iMac DV Special Edition」は、iMac DV+のCPUをPowerPC G3 500MHz、メモリを128MBに、HDDを30GBに強化したモデル。本体色はSpecial Edition専用のGraphiteとSnowの2色が用意され、Apple Store価格は各色178,000円。
●Power Mac G4にデュアルプロセッサモデルが登場
タワー型「Power Mac G4」も同時にモデルチェンジ。PowerPC 400MHzシングルプロセッサモデルと、450MHzデュアルプロセッサモデル、500MHzデュアルプロセッサモデルの3モデルが用意される。なお、全ての機種にはギガビットEthernet（1000Base-T）を標準搭載し、ビデオカードにはATI RAGE 128 Pro AGP 2X（16MB）を採用している。
いずれも8月5日より販売を開始し、Apple Store価格は400MHzシングルが198,000円、450MHzデュアルが298,000円、500MHzデュアルが428,000円となっている。
400MHzシングルモデルはメモリ64MB、HDD 20GB、DVD-ROMドライブを搭載。450MHzデュアルモデルはメモリ128MB、HDD 30GB、DVD-ROMドライブ、最上位モデルの500MHzデュアルモデルについてはメモリ256MB、HDD 40GBに加え、片面4.7GB容量のDVD-RAMドライブを標準装備している。
●クリアボディのディスプレイ新ラインナップ
液晶ディスプレイの「Studio Display 15インチフラットパネル」、「Cinema Display 22インチフラットパネル」と、CRTディスプレイの「Studio Display 17インチCRTモデル」の3モデルをラインナップ。Studio Display 15インチフラットパネルと、Studio Display 17インチCRTについては8月5日より、それぞれ98,000円、58,000円で、Cinema Display 22インチフラットパネルは498,000円で8月下旬より販売開始される。
いずれのディスプレイもクリアボディを採用し、ケーブル1本をG4 Cubeなどの本体のADC（Apple Display Connector）と接続するだけで、アナログとデジタルのビデオ信号、USB信号がやり取りできるほか、電源供給も行なわれる。
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●ボディ全体がボタンの光学式マウスと新型キーボード
アップルでは、今回発表の新機種に添付される新開発の光学式マウス「Pro Mouse」と、多機能キーボード「Pro Keyboard」を、9月より単体でも各7,500円（Apple Store価格）で販売する。マウス、キーボートともインターフェイスはUSB。
Pro Mouseは移動量検知に、マイクロソフトのIntelliMouse Explorerなどでお馴染みのイメージセンサ方式を採用。また、クリックボタンも特徴的で、手のひらを強く押し込む（握り込む）ことで動作する。いわばマウスのボディ全体がスイッチで、クリックの固さは簡単に調整可能となっている。
Pro Keyboardには、プログラマブルキー15個に加え、ボリューム、ミュート、光学式ドライブのイジェクトボタンを備える多機能型。さらに、2ポートのUSB HUB機能も搭載している。
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□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□「Power Mac G4 Cube」のニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20cube.html
□「新色iMac」のニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20imac.html
□「デュアルプロセッサを搭載した新Power Mac G4」のニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20g4.html
□「新しいディスプレイラインアップ」のニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20display.html
□「オプティカルマウスと新しいプロキーボード」のニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20mousekeyboard.html
□関連記事
【7月20日】Macworld Conference & Expo / NewYork現地レポート
～スティーブ・ジョブズ基調講演で新ハードを公開～
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000720/macw02.htm
【7月20日】米Apple、Power Mac G4 Cube、オプティカルマウスなど新ハードを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000720/apple.htm
（2000年7月21日）
[Reported by furukawa@impress.co.jp]
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