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エニックス、「ドラゴンクエストVII」をネットで販売

7月26日午前0時 予約開始

標準価格:7,800円

 株式会社エニックスは、8月26日に発売を予定しているプレイステーション用RPG「ドラゴンクエストVII」のネット販売を、株式会社エヌ・ティ・ティ・エックス(NTT-X)のポータルサイト“goo”と共同で行なうと発表した。予約の開始は7月26日の午前0時からgooの特設サイトにて行なわれる。

 ユーザーはgooのドラゴンクエストVII予約サイトにおいて、名前とID用メールアドレス、パスワードなどを登録。その後、8月1日から7日にかけてエニックスのeコマースサイトにおいてID用メールアドレスとパスワードを入力することで商品を購入することができる(gooで予約をしておかないとeコマースサイトでドラゴンクエストVIIを購入することはできない)。決済方法としては、商品受け取り時に金額を支払う代引きとクレジットカードから選択できる。価格は標準価格と同様の7,800円で、送料は450円(離島などは除く)。8月7日までに決済を済ませると発売日の8月26日には配送するという。インターネットでの予約特典として「ドラゴンクエストVII特製オフィシャルメモリカードケース」が付属する。
 予約がID登録と支払いの2段階になる点に関しては、7月26日の予約開始時にネットに殺到する可能性があり、gooでの処理を簡単にする目的もあるという。

 エニックスはドラゴンクエストVIIの販売方法に関して「デジキューブやプレイステーション・ドットコムといった販売チャネルも存在するが、今回のオンライン販売と既存のゲーム流通以外での販売は考えていない」とコメントした。また、「オンライン販売も、イニシャルとして予定している290万本の5%程度を考えており、その数値に達した時点で販売は打ち切る」としており、今回のオンライン販売が限定であることを強調。オンライン販売に関しては「今後とも行なうが、あくまでもコミュニティの作成が目的であって、販売が中心となるものではない」と説明した。

 エニックスは本日付けで同社のWebを一新し、「エニックスワールド」を開設した。エニックスワールドは大きく3つに分かれており、ひとつはユーザー同士が対戦できるネットワーク型のゲームが楽しめたり、スコアアタックなどを行なう「熱湯猿多(ネットエンタ)」。ふたつめはエニックスの漫画雑誌などと連動する「萬画人 WEB(マガジンウェブ)」。そして、ゲーム関連グッズの販売を行なうeコマースサイト「猿多バザール(エンタバザール)」。同社はこのサイトにおいて、クリエイターの発掘やユーザーの企画なども実現させていきたいとしている。

「ドラゴンクエストVII」の特集企画などの情報を提供するサイト「ドラゴンクエストVII前書」。コミュニティサイトとして掲示板なども設置される gooの予約画面。ドラゴンクエストの復活の呪文を模したデザインとなっている。ここでは名前と予約のIDを入力するだけ


□エニックスのホームページ
http://www.enix.co.jp/
□NTT-Xのホームページ
http://www.nttx.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nttx.co.jp/data/0007/00071801.html
□gooの予約ページ(予約開始受付は7月26日午前0時)
http://www.goo.ne.jp/DQ7/

(2000年7月18日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]

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