日本Maxtor、FireWire外付け80GB HDDを399.95ドルで国内販売
標準価格:40GBモデル 279.95ドル
同社では、「今後、PC以外の世界に力を入れていく。今回の製品はその最初の製品である」とし、積極的にコンシューマエレクトロニクスに取り組んでいくことを強調した。
「1394 External Storage」は、Maxtorの3.5インチIDE HDDを外付けケースに入れてIEEE-1394に接続できるようにした製品。同様の製品は、複数社から発売されているが、ベアドライブのメーカーである同社が直接製品化することで、新型ドライブをいち早く搭載し、低価格で提供することが可能となる。
同社のJames K. Welsh氏(Senior Director WorldWide Channel Business Development)は「秋葉原などの日本の小売店で聞いたところ、特に80GBモデルでは『もう100ドル高くても売れる』という声も多かったが、全世界共通の価格でいくことに決めた」としている。 米国での発売は11月中旬が予定されており、国内発売についても日本マックスストアの森巖氏(代表取締役社長)によれば「箱の英語もそのままにして、なるべく早く国内で販売できるようにする」という。日本での販売目標は10万台/四半期。 40GB、80GBとも外形寸法は152.4×219×41.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg。スタッカブルなデザインで、3台まで積み上げ可能。IEEE-1394ポートを2ポート装備し、電源は付属のACアダプタで供給する。HDDは回転速度5,400rpmのもので、80GBモデルでは「DiamondMax 80」を搭載する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000、Mac OS 8.6以降。 発表会後に行なわれた質疑応答では、10月4日(現地時間)に発表されたQuantumのHDD部門の買収について、「現在のところ、ニュースリリース以上のことはコメントしないように指示されている」と回答し、Quantumブランドがどうなるかも含め、詳細は語られなかった。 また、今回の製品はIDEのドライブをLSI Logicのチップを使い、IEEE-1394に変換して使用しているが、ネイティブのIEEE-1394ドライブの発売について「今のところ、明らかにできる情報はない」とした。
□日本マックストアのホームページ (2000年10月11日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp] |
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