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日立、MMCのサイズを半分にした「RS-MMC」
11月25日サンプル出荷開始 連絡先:日立製作所 株式会社日立製作所は、マルチメディアカード(MMC)の半分のサイズのフラッシュメモリカードであるリデューストサイズ マルチメディアカード(RS-MMC)「HB28xxxxRM2」シリーズを11月25日よりサンプル出荷する。容量16MBの「HB28H016RM2」、32MBの「HB28D032RM2」、64MBの「HB28B064RM2」の3モデルが用意され、価格はオープンプライス。 本体サイズ18×24×1.4mm(幅×奥行×高さ)でMMCの半分のサイズとなったフラッシュメモリカード。重量も0.8gでほぼ半分。小型化により携帯電話やPDAのほか、ウェアラブル機器での利用を見込む。 RS-MMCはMMCの標準化団体「MultiMediaCard Association(MMCA)」で11月に規格化されたもので、機能、ピン数、厚みがMMCと同じ。アダプタによりサイズをMMCと同じにすることができ、既存のMMC対応スロットでも使用可能。すでにアダプタは、組み込み用などに三和電気工業株式会社から発売されている。また、開発ツールもMMC用のものが使える。 HB28xxxxRM2シリーズには、同社製高速版MMC「HB28xxxxMM2」シリーズと同様のフラッシュメモリとコントローラを搭載、MM2シリーズと同様の性能としている。書き込み速度は1MB/sec、読み出し速度は1.7MB/sec。消費電力は書き込み時33mA、読み出し時28mA。 同社は、2003年後半に128MB、256MBのモデルを製品化する予定。 □日立のホームページ (2002年11月21日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jpn]
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