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マイクロソフト、Windows Services for UNIX Version 3.0評価版提供開始

11月14日 提供開始



 マイクロソフト株式会社は14日、UNIXアプリケーションのWindows移行ソフト「Windows Services for UNIX Version 3.0日本語版」(SFU 3.0)評価版のダウンロード提供を開始した。

 SFU 3.0は「Interix」と呼ばれる、Windows上でのUNIXアプリケーションのコンパイルおよびネイティブ実行技術を統合。同技術によりWindows上で200以上の主要UNIXコマンドが実行でき、UNIXコマンドを利用するスクリプトとの互換性が向上した。

 同社では、SFU 3.0を利用することで、WindowsでUNIX資産を活用できるほか、UNIXとWindowsが混在する環境において、システムをWindowsにまとめることで管理/運営コストを削減できるとしている。

 また、SFU 3.0はUNIXアプリケーションをWindowsに移植するだけでなく、Windowsアプリケーションと連動させたり、Windows独自の拡張を施すことも可能となっている。

 必要な実行環境はInternet Explorer 5.0以降がインストールされたWindowsマシン。対応するUNIXは、Solaris 2.7、HP-UX 11、AIX 4.3.3、および Red Hat Linux 7.0とされているが、その他の主要なUNIXプラットフォームに対応するように設計されているという。

 なお、製品版は12月6日発売の予定で、価格は29,800円。

Microsoft Conferenceで行なわれたServices for UNIX 3.0を用いて、UNIXのアプリケーション(左)をWindowsに移行(右)させるデモ 一度Windowsに移行させれば、.NETなどWindows独自の拡張を施すことができる。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases02/111402sfu.asp
□製品情報とダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/windows/sfu/
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【11月5日】Microsoft Conference 2002/fall開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1105/ms.htm

(2002年11月15日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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