12月より順次発売予定

標準価格：オープンプライス

　インプロンプトゥー株式会社は、台湾A-four Techが開発した新設計のキーボード「ワイヤレスキーボード 2Hand Works DeskTop Office」を12月より発売する。販売はソフトバンク・コマースが行ない、価格はオープンプライス。店頭予想価格は11,800円で、ワイヤレス光学式マウスも付属する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

　A Typeキーボードと呼ばれる特殊配列のキーボードを採用する。A Typeキーボードは、左右の手のひらが自然な姿勢で入力できるよう、キーボード中心付近の形状が独特の形状になっているもの。キー配列がアルファベットの“A”に見えることから、この名前が付けられた。

　A Type配列とすることで、従来のエルゴノミクスキーボードなどにみられた「ハの字型」のキー配列にすることなく、通常の配列に保ったまま、同様の効果が得られるという。A Typeキーボードは同社の特許技術。

　また、従来のキーボードではテンキーが右側に配置されるのが当たり前であったが、同社によると、このデザインはあくまでマウスが登場する以前のコンセプトでデザインされたものであるという。

　そのため、今回のA Typeキーボードでは、マウスを利用することを前提とするデザインにするため、テンキーを左側に装備した。これにより、従来テンキーが配置されていた位置にマウスを置くことができるため、キーボードに対して自然な姿勢でタイピングが可能なほか、マウスから手を離さずにテンキー入力ができるという。

　キー配列はJIS準拠の109キーボード配列を採用。本体サイズは449.55×203.5×34.38mm(幅×奥行き×高さ)。

　レシーバは付属のワイヤレスマウスと共用で、無線周波数は2チャンネル(各チャンネルに256個のIDが設定可能)用意される。インターフェイスはPS/2。本体サイズは117×72×19.5mm。通信可能範囲は約1.5m。

　バッテリはキーボードに単3乾電池×4、マウスに単3乾電池×2を内蔵し、バッテリ持続時間はともに約4カ月。

キーボード配列の中心部分が“A”に見えるのがA Typeの由来。テンキーは左側に用意されている		付属のマウスと並べたところ

　また、2つのホイールを装備した「ダブルホイールワイヤレス オプティカルマウス」が2003年1月より発売される。ボディカラーがシルバーの「RFWOP-49S」およびシャンパンゴールドの「RFWOP-49G」の2モデルが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は7,980円前後の見込み。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPおよびMac OS 8.6以上(Mac OS Xでは2ボタンマウスとして動作。一部機能のみホイール使用可能)

　ホイールを2つ装備することで、通常の縦スクロールだけでなく、横スクロールにも対応するワイヤレス光学式マウス。

　ホイールは同社独自の「ノイズレスホイール」を採用。ホイールを回転させてもカチカチと音がせず、スムーズな操作が可能なのが特徴という。バッテリは単3乾電池×2を内蔵し、バッテリ持続時間は約4カ月。

　レシーバユニットのインターフェイスはUSBおよびPS/2。本体サイズは71.1×123.3×41.01mm(幅×奥行き×高さ)、レシーバーユニットのサイズは19.6×48×18.1mm。

ダブルホイールワイヤレス オプティカルマウス。2つのホイールを利用して縦・横のスクロールが可能		シャンパンゴールドモデル

□インプロンプトゥーのホームページ
(11月12日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.impromptu.jp/
□A-four Techのホームページ(英文)
http://www.a4tech.com.tw/a4techenglish/index.html
□製品情報(英文・英語版キーボード)
http://www.a4tech.com.tw/a4techenglish/kbs-2548r.htm

(2002年11月12日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]