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東芝、128MB RAM搭載の「GENIO e」新モデル
11月7日より順次発売 標準価格:オープンプライス 株式会社東芝は、CPUにXScaleを搭載したPDA「GENIO e」シリーズの新モデル3機種を11月7日より順次発売する。価格は全モデルオープンプライス。OSにPocket PC 2002を採用したPDA。筐体には変更なく、CPUも従来モデル同様Intel PXA250(XScale) 400MHzを搭載する。メモリはRAMに64MBおよび128MB(SDRAM)、ROMに32MB(Flash ROM)を備える。 液晶は240×320ドット表示の4型低温ポリシリコンTFT(フロントライト搭載)を装備し、65,636色表示に対応する。 スタンダードモデル「GENIO e550GS」は、RAM 64MBを搭載する。また、リモコン付きのイヤホンが付属し、Windows Media Palyerや、SD-Audio対応の音楽再生ソフト「SD Audio Player」を使用しての音楽鑑賞が行なえる。11月7日より発売され、Web直販価格は59,800円。 上位モデル「GENIO e550GX」は、RAM 128MBを搭載する。同社では「Pocket PC搭載のPDAでは最大容量」としている。11月15日より発売され、Web直販価格は69,800円。リモコンは付属しない。 また、e550GXに1GB microdriveが同梱されたハイエンドモデル「GENIO e550GX/MD」も用意される。11月下旬より発売され、Web直販価格は99,800円。 インターフェイスは共通で、本体にType2 CFスロット×1、SDIO対応SDメモリーカードスロット×1、USBポート×1、IrDA、クレードル接続ポートなどを備える。また本体背面にバッテリ拡張ユニットを装着可能で、12月中旬よりIEEE 802.11b無線LANユニットもこれに加わる。 本体サイズは76.5×125×15,9mm(幅×奥行き×高さ)、内蔵電池を含む重量は約170g(microdriveモデルは約190g)。スタイラスやUSBクレードルが同梱する。 バッテリはリチウムイオンで、メモ画面の連続表示時間(フロントライト消灯時)は400MHz駆動時約10時間、200MHz駆動時約13時間、100MHz駆動時約16時間。またmicrodriveモデルはそれぞれ約9/12/15時間となる。
共通のソフトウェアとして、「ActiveSync 3.5」や「Outlook Version2000」、電子本ビューアソフト「T-Time Viewer」、音声読み上げソフト「GENIO-SPEECH」などが同梱する。また上位2モデルには、英和/和英/国語辞書「辞スパ」や、経路検索ソフト「JRトラベルナビゲータ」、地図データソフト「モバイルアトラス for TOSHIBA」などが付属する。
□東芝のホームページ
(2002年10月31日) [Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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