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WPC EXPO 2002会場レポート
各社から勢揃いしたTablet PC
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会期:10月16日~19日
会場:東京ビックサイト
入場料:2,000円
PC関連の総合展示会「WPC EXPO 2002」が16日から開幕した。東京ビッグサイトにて19日までの4日間開催される。
今回の展示会では、マイクロソフトの「Windows XP Tablet PC Edition」が発売直前ということもあり、各社からTablet PC関連の製品が多数出展された。すでに報道関係者向けの発表会などで公開された富士通やソーテックのほか、NECや東芝などからは今回初公開となるモデルも公開されている。
Tablet PCは、11月7日より発売される、Windows XP Tablet PC Editionを搭載したペン入力対応PC。電磁誘導式の専用ペンを使うことにより、キーボードが無くても操作が可能なほか、キーボード入力ではカバーできない、フリーハンドによる文字の入力などもできる。
仕様上ではキーボードが無くても操作が可能なTablet PCだが、現時点で発表されているTablet PCのほとんどは、何らかの形でキーボードが利用可能になっており、モバイル用途とデスクトップ用途のどちらでも利用可能にしているものが多い。
そのほか、ノートPCなどは各社から秋の新ラインナップが発表された後ということもあり、新製品がズラリと展示され、発売直前のノートPCに一足早く触れることができる。
●一般初公開となるTablet PC
マイクロソフトは、Tablet PC関連の展示を中心とした巨大なブースを設けており、各社のTablet PCが一堂に会す形で展示されている。Tablet PCが国内で一般公開されるのは初めてのため、会場では実際にTablet PCを操作して、使用感を確かめながら熱心に質問するユーザーが各所で見られた。
今回公開されたTablet PCのほとんどは参考出品のもので、詳細な発売日、価格やスペックなどは未定。
ソーテックのTablet PC。超低電圧版モバイルPentium III-M 800MHz、メモリは256MB。HDDは30GBを搭載。コンバーチブルタイプ | 富士通製Tablet PC。マイクロソフトブースではアンケート用端末としても使われていた |
●各社からノートPCの秋モデルが展示
ノートPCでは、松下電器の軽量ノートPC「Let'snote T1」や、シャープのクレードル付きノート「PCPC-MM1-H1W」、NEC注目の液晶一体型デスクトップなどが展示された。会場で発表された新製品などはない。
クレードル付属のMURAMASA「PCPC-MM1-H1W」。人気シリーズだけに会場での注目度は高い | ビクターのミニノート InterLink MP-XP7220。従来モデルからCPUが強化されたほか、USB 2.0が搭載された |
松下電器ブースに展示された、重量999gの軽量ノート「Let'snote Light T1」。会場では分解モデルも展示してその軽さをアピールしていた |
NECは冬モデルで投入される予定の液晶一体型モデルを参考展示した | ソーテックが参考出品していたワイド液晶搭載ノート。本体電源がオフのまま利用可能なMP3プレーヤー機能を持つ |
□WPC EXPO 2002のホームページ
http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/ja/index.html
(2002年10月17日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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