Apple、2002年度第4四半期決算を発表 ~出荷台数は前年同期比で14%の減少
10月16日(現地時間)発表
米Appleは16日(現地時間)、2002年度の第4四半期決算を発表した。
第4四半期の売上高は前年とほぼ同額の14億4,000万ドルとなったものの、4,500万ドルの純損失を計上する赤字となった。1株あたりの損失は0.13ドル。前年同期の業績では6,600万ドルの純利益、1株あたりの利益は0.19ドルだった。
なお、税引き後の株式評価損4,900万ドル、税引き後のリストラ費用400万ドルなど、特別損益項目を除外した場合、第4四半期の純利益は700万ドル、1株あたりの利益は0.02ドルとなる。
売上総利益率は前年同期比の30.1%に対し、26.4%へ減少。米国市場以外での売上比率は35%。第4四半期のMacintoshの出荷台数は73万4,000台で、前年同期比で14%減少したという。
同社のスティーブ・ジョブズCEOはリリース中で、「Mac OS Xバージョン10.2の大ヒットや「リアル・ピープル」キャンペーンの効果により、新規ユーザーを獲得できた。今後、業界全体の状況が、すぐに回復するとは考えていないが、クリスマス商戦を控え、iPod、iMac、iBookの販売が大幅に伸びることを期待している」などと述べている。
□Appleのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/2002/oct/16earnings.html
□ニュースリリース(和文)
http://www.apple.co.jp/news/2002/oct/17q4results.html
(2002年10月17日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
PC Watch編集部
pc-watch-info@impress.co.jp
個別にご回答することはいたしかねます。
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
|