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GIGABYTE、ATIと戦略提携。ビデオカードでもシェアNo.1を目指す10月7日 開催 「当社はアジア・太平洋でマザーボードシェアNo.1を確保しているが、今後はビデオカードでもNo.1を目指す」7日に都内で開催された、台湾GIGABYTEと加ATI Technologiesの共同発表会で、GIGABYTEアジア地域統括部長のトニー・リャオ氏はこう宣言した。
GIGABYTEは昨年来よりATIと提携し、ビデオカードの開発を行なってきたが、このほどGIGABYTEはATIにとって初めての1st-Tierに選ばれた。 1st-Tierとは、もっとも親密な戦略的関係にあるパートナーのことで、1st-Tierにはメーカーから非常に高いレベルの独占的な開発情報や技術などが供与される。その見返りとして1st-Tierは、そのメーカーに特化した製品開発や販売促進を行なう。 GIGABYTEは従来、NVIDIAのGPUを採用したビデオカードの生産も行なっていたが、“n-Brand”と揶揄される同製品採用の競合メーカーは数が多く、価格競争が激しさを増している(トニー氏)。 そのような中、ATIに特化した製品開発を行なうことで、GIGABYTEはGeForce4を超えるパフォーマンスを入手するとともに、利幅の改善を狙う。 一方のATIも今回の提携に大きな期待を寄せており、同社会長兼最高経営責任者のK.Y.ホー氏は、「このパートナーシップにより、GIGABYTEはATIのRADEON 9700 Proに代表される高い技術/パフォーマンスを、ATIはGIGABYTEの生産能力を手に入れることとなり、両社は一致団結してよりアグレッシブな市場展開を図っていく」と述べた。 今後GIGABYTEとATIは、それぞれの製品を同時に発表/発売する予定。また、ATIは明日から“Certified By ATI”と呼ばれる認定プログラムを開始する。これは、ATIが認定したメーカーの製品名を、ATIが開発するWHQL準拠のドライバに組み込むことで、OEM製品でもWindows Updateができるようになるもの。このプログラムについてもGIGABYTEは最初の認定ユーザーとなる。 □GIGABYTEのホームページ(英文) (2002年10月7日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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