|
日本IBM、最大容量180GBの7,200rpm HDD「180GXP」 |
10月1日発表
連絡先:ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992
回転数7,200rpmの高速モデルで、容量は180/120/80/60/40/30GBの6モデルが用意される。インターフェイスはATA-6(100MB/sec)。プラッタ枚数は1~3枚で、プラッタあたりの容量は60GBとなる。最大面記憶密度は45.5Gbit/平方インチ。
HDDを高速化する新技術「tag'nseek(タグ・アンド・シーク)」と、従来比4倍の8MBバッファ(180/120/80GBのみ、ほかは2MB)を搭載したことで、1世代前の製品(120GXP)と比べ約25%、競合他社の同世代製品と比べ約20%の高速化が図られているという。最大内部転送速度は699Mbit/sec。
「tag'nseek」は、PCのプロセッサからHDDに送られるコマンドの制御方式。HDDのバッファに送られてくるコマンドに対し、各コマンドにタグ(ID)を付けることで最も効率が良くなるように並び替えて処理を行なう。これによりコマンド処理が高速化され、シーク時間を最小限に抑え、CPUをHDD以外の処理に開放できるとしている。平均シークタイムは2枚/3枚プラッタモデルが8.5ms、1枚プラッタモデルが8.8msとなる。
また同社製3.5インチHDDとしては初めて、スピンドルモーターに流体軸受け(FDB)モーターを採用した。アイドル時の動作音は、プラッタ3枚モデルが30dB、プラッタ2枚モデルが28dB、プラッタ1枚モデルが26dBとなる。
□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.com/news/jp/2002/10/10011.html
□製品情報
http://www-6.ibm.com/jp/oemj/storage/product/35hdd93/images/35ide200210.pdf(PDF)
□関連記事
【2001年11月8日】IBM、新素材ピクシー・ダスト使用の大容量HDD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011108/ibm.htm
(2002年10月1日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
|