エプソン、A4/A3インクジェットプリンタを一新
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PM-870C | PM-740C |
●PM-740C
・10月4日発売
・標準価格:24,800円
2,880×720dpi対応のA4インクジェットプリンタとして「カラリオ PM-870C」と「カラリオ PM-740C」の2モデルが用意される。「PM-870C」は10月11日より29,800円にて、「PM-740C」は10月4日より24,800円にてそれぞれ発売される。
2モデルともに、4pl/6色インクタンクを採用している。4辺フチなし印刷にも対応する。上位モデルPM-870Cは、レーベル印刷機能とロール紙印刷機能、両面印刷機能を標準で搭載する。
ともにPIM II(Print Image Matching II)やExif Printに対応する。インターフェイスも共通で、USB 1.1およびパラレルポートを備える。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 8.6~9.x。なおWindows 95/98はパラレルポートのみ、Mac OSはUSBポートのみとなる。
本体サイズは、「PM-870C」が493×306×183mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.9kg。「PM-740C」が477×258×181mm、重量は約3.4kgとなる。
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/pm870c/pm870c1.htm(PM-870C)
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/pm740c/pm740c1.htm(PM-740C)
●2,880×720dpi対応のA3インクジェットプリンタ「PM-3700C」
PM-3700C |
2,880×720dpi対応のA3インクジェットプリンタとして「カラリオ PM-3700C」が11月中旬より発売される。価格は69,800円。
A3印刷に対応する以外、上記A4インクジェットプリンタ「PM-870C」と仕様はほぼ共通となっている。4pl/6色インクタンクを採用し、ノズルは黒48ノズル、カラー5色/240ノズル(各色48ノズル)となる。
4辺フチなし印刷やロール紙印刷、両面印刷機能を搭載するほか、PIM IIやExif Printにも対応する。なお、CD-Rのレーベル印刷機能は搭載しない。
インターフェイスはUSB 1.1およびパラレルポートで、対応OSもPM-870Cと共通となる。本体サイズは609×311×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.4kg
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/pm3700c/pm3700c1.htm
●1,440×720dpi対応のA4インクジェットプリンタ「CL-760」
CL-760 |
1,440×720dpi対応のA4インクジェットプリンタとして「カラリオ・ライト CL-760」が10月4日より発売される。価格は16,800円。
4色インクを採用した最廉価モデル。ノズル数は黒48ノズル、カラー45ノズル(各色15ノズル)となる。4辺フチなし印刷には対応しない。
インターフェイスはUSB 1.1のみで、対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.xとなる。本体サイズは423×229×172mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/cl760/cl7601.htm
●プリンタ/スキャナ/コピーのA4複合機「CC-570L」
CC-570L |
プリンタ/スキャナ/コピーのA4複合機として「カラリオ コピー・ライト CC-570L」が10月中旬より発売される。価格は39,800円。インターフェイスはUSB 1.1で、対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.x。
従来モデル「CC-550L」の後継機種。ボディが丸みを帯びたデザインに一新され、省スペース化が図られている。本体サイズは475×389×235mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.5kg。
プリンタ部は、4pl/4色インクタンクを採用した。ノズル数は黒144ノズル、モノクロ144ノズル(各色48ノズル)。最大出力解像度は1,440×720dpiで、4辺フチなし印刷にも対応する。
スキャナ部は、センサーにカラーCCDを搭載する。光学解像度は最大600×1,200dpiで、各色16bit入力/8bit出力に対応する。読み取り速度はモノクロ時4.6msec/line、カラー時8.4msec/line(ともに600dpi時)となる。
スタンドアロンでも動作するのが特徴で、操作パネルから「フチナシ」を選択することで4辺フチなしコピーができる。また、小さなサイズの原稿もA4サイズに自動割付する「リピートコピー」、原稿を左右反転してコピーすることでアイロンペーパーなどにコピーする「ミラーコピー」、用紙の端ギリギリ(余白1.5mm)までコピーする「ギリギリコピー」など、多彩なコピー機能を備える。
TWAINドライバ「EPSON TWAIN 5」のほか、専用のユーティリティソフト「EPSON Smart Panel」が同梱される。Smart Panelを使用することで、TWAIN対応ソフト(Photoshopなど)を使用することなく画像のスキャンができる。スキャンしたデータをメールに添付することや、JPEG/TIFF/PDFなどの形式で保存することもできる。
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2002/020930.htm
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/spc/cc570l/cc570l1.htm
●光学解像度3,200dpi対応のA4フラットベッドスキャナ「GT-9800F」
GT-9800F |
光学解像度3,200dpi対応のA4フラットベッドスキャナとして「カラリオスキャナ GT-9800F」が11月上旬より発売される。価格は52,800円。
インターフェイスにUSB 2.0とIEEE 1394を装備したハイエンドモデルとなる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.x。なおUSB 2.0はWindows 2000/XPのみ、またWindows 98はIEEE 1394接続には対応しない。本体サイズは304×476×122mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6kg。
オンチップマイクロレンズを搭載した新開発のCCD「α-Hyper CCD」を採用したことで、国内初の光学解像度3,200dpiを実現した。入出力ともに各種16bitに対応する。3,200dpi時におけるスキャン速度はモノクロ/カラーともに14.3msec/line。また、600dpi時はモノクロ/カラーともに3.5msec/lineとなる。
透過原稿ユニットを標準で搭載する。輝度が向上しており、従来モデル「GT-9700F」の約2倍の速度でフィルムスキャンができるという。最大102×231mmの読み取りに対応し、35mm/ブローニ/4×5インチ判サイズのネガ/ポジフィルムの読み取りが可能となっている。また、35mmストリップフィルムであれば2列12コマ、スライドであれば4コマを自動的に画像を抽出し、一括連続スキャンが行なえる。
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2002/020930_2.htm
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/scanner/gt9800f/9800f1.htm
□セイコーエプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2002/020930_3.htm
□関連記事
【9月30日】エプソン、新エンジン搭載のインクジェットプリンタ2機種
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0930/epson1.htm
【9月30日】エプソン、ダイレクトプリント対応プリンタ「PM-860PT」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0930/epson2.htm
【2月25日】エプソン、フチなし印刷対応のインクジェット複合機
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0225/epson.htm
【2001年7月23日】エプソン、USB 2.0対応の2,400dpi A4スキャナなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010723/epson.htm
(2002年9月30日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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