NEC、自宅PCやネット家電にリモートアクセスする通信基盤10月15日 サービス開始 連絡先:BIGLOBEカスタマーサポート NECは、同社が運営するISP「BIGLOBE」のユーザー向けに、リモートから自宅のPCやネット対応家電にセキュアにアクセスする通信基盤「BroadPass」サービスを10月15日より提供開始する。 BroadPassは、BIGLOBEサーバーを介してリモートから自宅PCやネット家電にアクセスして、PCのファイルにアクセスしたり、ビデオの録画予約を行なえるようにする通信基盤。 BIGLOBEサーバーでユーザー認証を行ない、SSLで通信することにより、通信の安全性を高め、第三者による不正アクセスやなりすましを防げるという。SSL対応であれば携帯電話やPDAからもアクセスが可能。 BroadPass自体は通信基盤で、アクセス先の機器、もしくはアプリケーションがそれぞれBroadPassに対応する必要がある。現時点で対応が決まっているのは、今後同社が発表予定の拡張版「ドット・ゲートサービス」対応PCで、ファイル交換、電子メール閲覧、ライブカメラ機能などが実装される。なお、従来のドット・ゲート対応PCはBroadPassを利用できない。 PCに「BroadPassマネージャ」をインストールすることで、自宅PCのIPアドレスが定期的に自動でBIGLOBEサーバーに通知されるため、ユーザーがIPアドレスを意識する必要はない。ルーターの利用もできるほか、UPnP対応ルーター利用時は、ルーター設定も自動的に行なわれる。 利用料金は、接続機器1台につき月額300円で、1利用者あたり4台までの機器を接続し、リモートアクセスできる。同サービスを非BIGLOBEユーザーに公開する予定はないという。 同社では今後、他社PCや家電メーカーに対応を呼びかけていくほか、他ISPへの外販も計画しているという。
□NECのホームページ (2002年9月20日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp] | I |
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