ユーリード、統合型ビデオ編集ソフト「MediaStudio Pro 6.5」
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Ulead MediaStudio Pro 6.5 Platinum Edition(左)とVideo Edition(右) |
11月1日発売
連絡先:ユーリードシステムズお客様窓口
Tel.03-5491-5661
対応OSは共通で、Windows 98 SE/Me/2000/XP。動作環境は、Pentium III 450MHz以上のCPU(700MHz以上を推奨)、メモリ128MB以上(256MB以上を推奨)となる。
機能別に複数のユーティリティを同梱した統合型パッケージになっているのが特徴。ビデオ編集ソフト「Video Editor」、動画フレーム編集ソフト「Video Paint」、2D CG作成ソフト「CG Infinity」、画像取り込みソフト「Video Capture」、音声編集ソフト「Audio Editor」のほか、オーサリングソフト「Ulead DVD MovieWriter Ver.1.5」(オーサリング機能のみ)などが同梱される。なおVideo Editionは、Video Editer、Video Capture、Audio Editorのみとなる。
従来バージョンからの変更点として、ソニーのMPEG-2テープメディア「MICROMV」に対応した。これにより、MICROMV採用のソニー製ハンディカムとIEEE 1394を介して接続することで、直接PCに動画を取り込める。同社では「スタンドアロンアプリケーションでMICROMV方式に対応したのは国内サードベンダ初」としている。なお、MICROMVへの書き出しには対応しない。
そのほか、新たにNECのMPEG-2コーデックが同梱された。インストール時に使用するコーデックを選択できるという。
タイムラインを使用したメインの編集ソフト「Video Editer」 | 動画のフレームに直接イラストを書き込むことなどが可能な動画用ペイントソフト「Video Paint」 |
音声の録音/再生/編集が行なえる「Audio Editor」 | CGタイトルやモーショングラフィックが作成可能な2D CG作成ソフト「CG Infinity」 |
画面はすべて開発中のものです。実際の製品とは仕様がことなる場合があります |
代表取締役社長 下村慶一氏 |
同社の代表取締役社長 下村慶一氏は、「この5年間で、国内のビデオ市場におけるユーリードのブランディングができてきた」とした上で、「ビデオ市場はまだまだ黎明期で、さらなる市場の拡大が望める。今後はVideoStudioなどのコンシューマ向けだけではなく、プロシューマ向けに力を入れていきたい」と、今後の展望を語った。
また、「MediaStudio Pro 6.5は、1万円台のビデオ編集ソフトでは物足りなくなった上級者向けユーザーや、最初から高性能なものを求めるユーザーを対象に拡販していく」とした。
□ユーリードシステムズのホームページ
(9月13日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.ulead.co.jp/
□関連記事
【2000年2月8日】カノープス、MPEG-2に対応したノンリニアビデオ編集ソフト「MediaStudio Pro 6.0J」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000208/canopus.htm
【2001年8月20日】ソニー、MPEG-2ベースの新テープメディア「MICROMV」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010820/sony.htm
(2002年9月13日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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