インテル、低電圧版Xeon 1.6GHzを発表
~XScaleベースの通信分野向けプロセッサ「IXC1100」も発表

低電圧版Xeon

9月4日発表



 インテル株式会社は4日、低電圧版Xeon 1.6GHzを発表した。1,000個ロット時の単価は41,000円で既に量産出荷が開始されている。

 低電圧版Xeonは、通信市場向けのブレードサーバーなどでの利用に適したプロセッサ。パッケージは604ピンのFC-mPGA-2P。L2キャッシュは512KB、FSBは400MHz。電圧は1.3Vで、熱設計電力(TDP)は最高30W未満に抑えられている。

 Hyper-Threadingにも対応し、シングル/デュアルプロセッサ構成が可能。対応するチップセットはIntel E7500。

IXC1100

 また、XScaleアーキテクチャベースのネットワークプロセッサ「IXC1100」も合わせて発表された。クロック周波数266/400/533MHzの3製品が用意され、1,000個ロット時の単価は7,000円(533MHz)。第4四半期より発売される。

   XScaleコアをベースに、Ethernet MACやSDRAMコントローラ、PCIホストインターフェイスなどを統合したシステムオンチップとして設計されている。消費電力は最大2.4W。


□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020904.htm
□製品情報(英文)
http://www.intel.com/design/intarch/xeon/xeon.htm

(2002年9月5日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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