日亜化学と豊田合成、青色発光ダイオード紛争で和解交渉を開始8月9日 発表 日亜化学工業株式会社と豊田合成株式会社は9日、両社間で係争中の青色発光ダイオードの特許問題について、すべての訴訟を終結させるために和解交渉を開始したと発表した。 日亜化学工業は、青色レーザーの基本的な特許を所有しており、使用権を公開していなかったため、複数の係争を抱えていた。しかし、6月には、独オスラムグループとクロスライセンスを締結し、特許係争について和解するなど、方針を変えつつあった。今回の豊田合成との和解交渉が成功すれば、特許戦略の転換がより明確になる。 また、次世代大容量光メディアに不可欠な青紫レーザーダイオードの動向についても、影響がおよぶ可能性がある。 □日亜化学工業のホームページ (2002年8月12日) [Reported by date@impress.co.jp] | I |
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