プレクスター、ATAPI内蔵48/24/48倍速CD-RWドライブ
~リアルタイムで書き込みを最適化するフルCAV採用

9月上旬 発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:プレクスター
     Tel.03-3517-8062



 プレクスター株式会社は、ATAPI内蔵型48/24/48倍速CD-RWドライブ「PLEXWRITER 48/24/48A (PX-W4824TA)」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後となる見込み。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

 最大48倍速書き込みを実現したCD-RWドライブ。記録方式は、常にディスクを一定速度で回転させ、内周から外周までリニアに読み込み/書き込み速度を上げるフルCAVを採用。80分メディアでの書き込み時間は2分40秒で、同社40倍速ドライブと比較して約11%高速化した。

 CAV記録時は1倍速ごとにライトストラテジを最適化するほか、1分ごとにライトパワーを調整するPoweRec機能により高品位の記録を可能にした。メディアの品質の違いに合わせて最大40/32/24倍速のパーシャルCAV記録にも対応。また、95分55秒までのオーバーバーンにも対応する。

奥行きの比較。右が同社製40倍速ドライブで、左が新製品。約10mm短くなった

 最大書き換え速度は24倍速でMt.Rainierに対応。最大読み込み速度は48倍速だが、メディア破損の可能性を考慮してデフォルトの速度は40倍速に設定され、48倍速読み込みはユーザーが明示的に指定する必要がある。

 ランダムアクセスタイムは65ms。書き込みエラー防止技術BURN-Proofを搭載。バッファ容量は4MB。ライティングソフト「Nero Express」、パケットライトソフト「InCD」が付属する。特徴的な機能としてCD-R書き込み時にメディアの対応速度を画面で確認できるほか、その対応速度を無視して強制的に48倍速で書き込みできる。

 本体サイズは146×190×41.3mm(幅×奥行き×高さ)と、奥行きを従来より短くすることでスモールファクタなど小型のケースにも対応する。

同社調査によるエラー発生分布図。左が同社ドライブで右は他社のもの。青/緑のドットがエラー訂正の発生を示している。一見して分かる通り、Plextor製はエラー訂正発生率が低い。この記録品位の高さにより、古いドライブで発生しがちな読み込みエラーなどを防げるという

□プレクスターのホームページ
http://www.plextor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.plextor.co.jp/news/pxw4824ta/index.html
□関連記事
【1月15日】プレクスター、40倍速書き込み対応のCD-RWドライブ「PleXWriter 40/12/40A」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0115/plextor.htm

(2002年8月7日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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