富士フイルム、初のxD-Picture Card対応デジカメ3機種9月より順次発売 連絡先:お客様コミュニケーションセンター 富士写真フイルム株式会社は、xD-Picture Card(以下xDと表記)に対応したデジタルカメラ3機種を9月より順次発売する。 ●光学6倍ズーム搭載機「FinePix S304」 9月発売 63,000円 有効324万画素の1/2.7インチCCD(原色フィルタ)と光学6倍ズームを搭載したデジタルカメラ。同社が4月に発売した光学6倍ズーム搭載機「FinePix S602」の姉妹機と位置付けられる中位機。9月発売で、価格は63,000円。 記録画素数は2,048×1,536/1,600×1200/1,280×960/640×480ピクセル。Exif 2.2に対応する。320×240ピクセルで最長約60秒、160×120ピクセルで最長約200秒の音声付動画撮影にも対応する。フレームレートは10fps。連写は約0.5秒間隔で2コマまで。 焦点距離は35mm換算で38~288mm、開放F値は2.8。マニュアル撮影モードではF値を2.8/4.8/8.2の3段階に切り替えられる。マクロモードを備え、最短撮影距離は約10cm。ファインダは0.33型カラー液晶で、光学ファインダは搭載しない。そのほか1.8型のTFT液晶ディスプレイを備える。 電源は単3電池4本で、アルカリ乾電池とニッケル水素電池に対応する。記録メディアは16/32/64/128MBのxDカード。PCとのインターフェイスはUSBで、PCカメラ機能を備える。 本体サイズは99.7×69.3×77.3mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約295g、記録メディアやショルダーベルトなどを含む撮影時重量は約437g。USBケーブルやショルダーベルト、16MBのxDカードのほか、レンズフード型アダプターリングが付属し、別売りのテレコンバージョンレンズなどを装着することができる。
□ニュースリリース ●光学3倍ズーム搭載の300万画素機「FinePix A303」 9月8日発売 50,000円
有効324万画素の1/2.7インチCCD(原色フィルタ)と光学3倍ズームを搭載したデジタルカメラ。9月8日発売で、価格は50,000円。 同社が6月に発売した210万画素機「FinePix F401」の姉妹機と位置付けられ、同社が「FinePixブルー」と呼ぶ青いラインを本体に入れることで、イメージの統一を狙う。 記録画素数は2,048×1,536/1,600×1200/1,280×960/640×480ピクセル。Exif 2.2に対応する。320×240ピクセルで最長約60秒、160×120ピクセルで最長約240秒の動画撮影にも対応する(音声は無し)。フレームレートは10fps。 焦点距離は35mm換算で38~144mm、開放F値は2.8。マクロモードを備え、最短撮影距離は約10cm。光学ズームファインダのほか、1.5型のTFT液晶ディスプレイを備える。 電源は単3電池2本で、アルカリ乾電池とニッケル水素電池に対応する。記録メディアは16/32/64/128MBのxDカード。PCとのインターフェイスはUSBで、PCカメラ機能を備える。 本体サイズは97×34.3×63.9mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約145g、記録メディアや電池を含む撮影時重量は約200g。USBケーブルやストラップ、16MBのxDカードが付属する。
□ニュースリリース ●低価格200万画素機「FinePix A202」 9月15日発売 31,000円 有効200万画素の1/2.7インチCCD(原色フィルタ)を搭載した単焦点低価格デジタルカメラ。9月15日発売で、価格は31,000円。 記録画素数は1,600×1200/1,280×960/640×480ピクセル。Exif 2.2に対応する。320×240ピクセルで最長約20秒、160×120ピクセルで最長約80秒の動画撮影にも対応する(音声は無し)。フレームレートは10fps。 焦点距離は35mm換算で36mm、開放F値は4.6。マクロモードを備え、最短撮影距離は約8cm。光学ファインダのほか、1.5型のTFT液晶ディスプレイを備える。 電源は単3電池2本で、アルカリ乾電池とニッケル水素電池に対応する。記録メディアは16/32/64/128MBのxDカード。PCとのインターフェイスはUSBで、PCカメラ機能を備える。 本体サイズは98.5×40.5×64.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約132g、記録メディアや電池を含む撮影時重量は約190g。USBケーブルやストラップ、16MBのxDカードが付属する。
□ニュースリリース ●デジカメ出荷数は対前年比154%だが、金額ベースでは141%で単価下落
発表会冒頭で、同社電子映像事業部の加藤典彦事業部長が、カメラ映像機器工業会のデータを元に2002年前期のデジタルカメラ市場を総括した。 これによると2002年1月~6月のデジタルカメラ出荷数は、国内向け270万台(対前年比131%)、海外向け640万台(対前年比166%)、合計で910万台(対前年比154%)で、特に海外向けの伸張が著しいとした。だが、出荷金額ベースでは対前年比141%に留まり、単価の下落傾向が表れた。 2002年通年の出荷台数予想は国内610万台、海外1,290万台、計1,900万台とされているが、「前期の伸びを考慮すると計2,200万台となる」と述べた。 また、ワールドワイドでの富士写真フイルム製デジタルカメラのシェアは20%とした。 □富士写真フイルムのホームページ (2002年8月1日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp] | I |
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