T・ZONE.、コスプレ喫茶「Mary's」発表記者会見を開催7月17日発表 株式会社T・ZONE.は、コスプレ喫茶「Mary's」を7月19日よりオープンする。それに先立ち、報道陣を招いて発表記者会見が開催された。 Mary'sのコンセプトは「コミュニケーション型癒し系キッチン」。同種のコスプレ喫茶では、女性店員との私的会話など、コミュニケーションが制限されている店舗もあるが、同店ではそういった規制はなく、自由にコミュニケーションできることが特徴という。
発表会ではまず、株式会社T・ZONE.代表取締役社長 横山隆俊氏が挨拶し、「従来のT・ZONE.とはだいぶ印象が違うものになったが、期待を裏切る健全な店舗になったと思う」と述べた。 同社は5月に事業の再生計画を発表、そのなかで「秋葉原を訪れるマニアユーザーだけを対象にした事業展開に特化する」という方針を固めていた。今回のコスプレ喫茶の開店はその事業展開の一環という。 秋葉原にはすでに同様のコスプレ喫茶が数店舗存在するが、「100%子会社であるアニメ・ゲーム関連商品の流通・制作会社ジェイ・ノードのリソースを利用することで他のコスプレ喫茶にはない個性を出し、差別化が図れる」(横山氏)と語っている。 続いて株式会社ジェイ・ノード代表取締役社長 佐々木 俊一がコスプレ喫茶開店の動機などについて語り、「秋葉原を原点とするマニア向け情報発信の場を提供したかった。コスプレイヤーの方々に協力してもらい、明るい店舗にすることができた」と説明した。 また、「秋葉原にはマニアだけでなく、メーカーのセールスマンやOLなどもいる。そういった人達が商談やランチを楽しむ場としても使ってもらえるような場所にしたい」、「こういった店舗を作ることで秋葉原への訴求力を高め、秋葉原全体を活性化していきたい」とも語られた。
今後の展開について同氏は、「秋葉原にあるからこの形態の店舗を開店した。これが大阪や他の都市だったら違うものになるかもしれない」と説明した。 Mary'sではホットスポットなどのインターネットインフラは導入されていない。その理由は「お客様に落ち着いて楽しんでもらうため」としている。 □T・ZONE.のホームページ (2002年7月17日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp] | I |
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