Apple、第3四半期は3,200万ドルの黒字
~Macintoshの出荷台数は2%減少

7月16日(現地時間) 発表


 米Apple Computerは17日(現地時間)、2002年度第3四半期(4~6月)の決算を発表した。売上高は14億3,000万ドル、純利益は3,200万ドル、1株あたりの利益は0.09ドル。いずれも前年同期を下回った。利益率は27.4%と高率が維持されている。

 すでに6月18日の時点で、業績の下方修正予測が発表されており、売上高が当初予測の16億ドルから、14億~14億5,000ドルの間へと修正されていたが、その範囲内の結果となった。下方修正の理由は欧州と日本市場の需要の低下などが挙げられており、今回の決算でも米国市場以外の売上比率は42%とやや下がった。

 四半期中のMacintoshの出荷台数は808,000台で、前年同期から2%減少した。

 「世界的に経済の低迷が長引く中でもAppleは利益を上げ、技術革新を続けています。(中略)また、数々の強力な新製品の開発にも投資を続けており、その中のいくつかについては明日のMacWorld New Yorkでお話する予定です」とCEOのスティーブ・ジョブズ氏はリリース中で述べている。

□Appleのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/2002/jul/16results.html
□ニュースリリース(和訳)
http://www.apple.co.jp/news/2002/jul/16results.html

(2002年7月17日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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