アスク、フォルダを不可視化するセキュリティソフト

7月19日 発売

標準価格:6,800円

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 株式会社アスクは、フォルダやドライブをシステムから見えなくすることでファイルへのアクセスを制限するセキュリティソフト「FINAL SECURITY」を7月19日より発売する。価格は6,800円。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。

 独自の方式によりフォルダやドライブをシステムから不可視化するソフト。インターフェイスはマイコンピュータやエクスプローラと同様で、保護したいフォルダ/ドライブにチェックを入れて適用ボタンを押すだけでフォルダ/ドライブが不可視状態になる。

 不可視のレベルには「赤チェック」と「青チェック」の2つがあり、青チェック時はフォルダ/ドライブはエクスプローラなどからは見えなくなるが、フルパスを指定することで読み取り専用モードでファイルを開くことができる。

 一方、赤チェック時は、フォルダ/ドライブはシステム上に完全に存在しない状態になり、フルパスを指定してもファイルを開くことはできない。赤チェック時はシステムからも指定フォルダに一切アクセスができなくなるため、同社では破壊活動を行なうウイルス対策としても有効としている。

 ドライブを指定した場合は、マイコンピュータ上にドライブが表示されなくなるので、リムーバブルメディアにファイルを複製したり、リムーバブルメディアからファイルをインストールしたりできないようにできる。

 ネットワークアクセスを遮断する機能や、IEおよび最近使ったファイルの履歴を削除する機能も備える。

FINAL SECURITYのスクリーンショット。メニュー以外のメインウィンドウ部はエクスプローラとほとんど同じ体裁で、とっつきやすい セキュリティレベルには「赤チェック」と「青チェック」の2段階が用意される
FINAL SECURITYで特定のフォルダにチェックを入れて(写真左)、適用ボタンを押すと、マイコンピュータから即時にそのフォルダが消える(写真右)。保護したフォルダはシステムからも不可視状態になる

□アスクのホームページ
http://www.ask-digital.co.jp/

(2002年7月5日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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