東芝、PCカード型HDDが着脱可能なMP3対応プレイヤー「GIGABEAT」
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6月22日発売
標準価格:オープンプライス
株式会社東芝は、PCカード型HDDを内蔵可能なデジタルオーディオプレイヤー「GIGABEAT」(ギガビート)を6月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。
同社から発売されている、1.8インチハードディスクを採用したPCカード型HDD「モバイルディスク」シリーズを記憶媒体とするオーディオプレイヤー。モバイルディスクは現在2GBと5GBのものが製品化されており、現時点での実売価格は、2GBモデルが30,000円前後、5GBモデルが45,000円前後。GIGABEATには5GBのモバイルディスクが1台付属する。
対応フォーマットはMP3、WMA、WAVの3つ。インターフェイスはUSB 2.0/1.1に対応し、USB 2.0動作時はCD1枚分のMP3データ(約60MB)を約30秒で転送可能。また、USBケーブルを使用せず、モバイルディスクを直接パソコンのPCカードスロットに挿入して使用することもできる。
再生用の音楽データは、PCからGIGABEATへの転送時に暗号化する必要があるため、付属のアプリケーション「TOSHIBA Audio Application」経由で転送する必要がある。また、TOSHIBA Audio Application自体にはリッピング機能はないため、あらかじめMP3ファイルなどを用意しておく必要がある。
音楽データ以外は自由に読み書きが可能で、USB接続時、PCカードスロット接続時ともに通常のストレージドライブとして利用可能。
ブルーバックライトを装備した液晶ディスプレイ(160×120ドット)を備え、明るい場所でも文字を読みやすくするため、赤色のホログラフィックシートを採用している。表示言語は、日本語を始め、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語が選択可能。漢字表示はJIS第一、第二水準まで準拠。
バッテリは同社のPDA「GENIO」シリーズにも採用されている、アドバンストリチウムイオン電池を内蔵。18時間の連続再生が可能。
ボディはアルミ合金製で、本体サイズは72.5×112×22.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約180g(本体のみ)/235g(モバイルディスク含む)。ヘッドフォンやリモコン、キャリングポーチなどが付属する。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_06/pr_j1701.htm
(2002年6月17日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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