エプソン、屋内で単独測位が可能なGPS技術を開発
6月12日発表 セイコーエプソン株式会社は12日、屋内で単独測位が可能なGPS技術を開発したと発表した。
従来の位置サービスなどに利用されているGPS技術は、ビルの谷間や屋内では、GPS信号の受信が困難だった。今回開発した技術では、これまで困難だったGPS衛星の微弱な電波の取得が可能になったことで、屋内やビルの谷間でも測位可能な高感度(-155dBm以上)、屋外2~3秒/屋内10秒以下の短時間での測位、屋外約1~3m/屋内約5~30mの高精度測位などが実現可能となったという。 同社では、今後同技術をベースにしたGPSモジュールや応用端末の製品化を予定しており、モジュールはデジタルカメラや周辺機器メーカーをターゲットに2002年秋に量産化、また、DoPa対応データ通信機能と一体化した、位置検索端末も2002年秋にOEM向けに出荷開始するとしている。 □セイコーエプソンのホームページ (2002年6月12日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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