COMPUTEX TAIPEI 2002会場レポート:拾遺編2
今年も台湾製品はアイデアで勝負!!
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OZAKIのXbox用ウーハー |
会期:6月3日~7日
会場:Taipei International Convention Center(TICC)
Taipei World Trade Center(TWTC) Exhibition Hall
Taipei World Trade Center(TWTC) Exhibition Hall 2
大小取り混ぜて1,100以上の企業が集うCOMPUTEXゆえ、出展される製品もさまざま。今年もまた、思わずにやりとさせられるアイデアに満ちた製品が会場のそこここに出品されている。
■動物がいっぱい
まずはノンジャンルで動物をモチーフにした製品をご覧いただこう。
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ペンギン型LCDアーム。VESAマウント対応なのかどうかは確認できなかった。普段は隠れて見えない所なのに…… |
コアラの鼻先にCCDが組み込まれたWebカメラ |
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なぜ今までなかったのか、と思わされるパンダ型ディスプレイクリーナ。ラインナップには鹿やスカンク(?)も。パッケージには日本語が刷られていたが…… |
パンダ型マウス。なぜかPS/2コネクタ |
■USBの先には金が繋がっている その1
COMPUTEXはUSBにつながるアイデア商品の宝庫。中でも「i-WaterGrobe」は、USBの先にB級お土産品によくあるウォーターグローブが繋がっているだけという、かの迷作「線上のメリークリスマス」を髣髴とさせる注目製品。「線メリ」同様に無意味な冗談かと思わせておいて、実はメールが着信したり、設定したICQユーザがオン/オフすると、ウォーターグローブの中のフレークが舞い上がって、知らせてくれるという、実用商品なのだ。
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ブースの飾りつけも立派にB級のi-WaterGrobe。ウォーターグローブ内にどんなフレークを入れるか、は注文に応じてくれるそうだ |
i-WaterGrobeと同じブースにあった「SCREEN SQUEEZER」。ギュッっと握ってストレス解消する「スクイーザー人形」(左:展示されていたのは心臓型だった)をUSBポートに接続。握るとデスクトップのキャラクターが動く |
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ただのUSBケーブルではなく、右端の赤い部分にCCDが埋まっている。そう、WEBカメラなのだ。ケーブルのように見える部分はフレキシブルチューブで、好きな形に折り曲げられる。ノートPC用のビデオチャットカメラに最適 |
楽しいUSB製品の数々はこの円形HUBで接続。USB 2.0対応 |
■ポインティングデバイスもいっぱい
ポインティングデバイスやキーボードなども台湾メーカーの独壇場だ。健康に気を使ったマウスは今までにもあったが、ツボ押し機能付きFINGER MOUSEもPCワーカーにとって魅力的な製品だ(?)
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ただのトランスルーセントデザインなトラックボールかと思ったら、下部の透明パーツがツボ押し器になっているおバカアイデア商品。実演してくれた小姐はあまり気持ちよさそうではなかったのが印象的 |
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スマートメディアとSDメモリーカードスロットが付いた光学マウス。ボールがあったスペースの有効活用 |
後方に立っているビンはすべてマウス
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■USBの先には金が繋がっている その2
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2GBのJMTeK製USB DRIVE |
USB関連製品はとにかく数が多い。中でも多かったのがフラッシュメモリ内蔵のUSBストレージ。4分の3以上のブースにはあったと思えるほど。どれも機能的には代わり映えしないので、さまざまなデザインを楽しんで欲しい。
なお、左の製品はアメリカのJMTeKが出品したもので、なんと容量2GB(ただし出荷は来月の予定)。ほかのブースでは最大でも1GB、しかもモックアップのものが多い。
□COMPUTEX TAIPEI 2002のホームページ(英文)
http://www.computex.com.tw/computex2002/2002default.asp
□COMPUTEX TAIPEI 2002のホームページ(和文、TCA対日輸出促進センター)
http://www.ippc.com.tw/computex2002/2002default.asp
(2002年6月7日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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