COMPUTEX TAIPEI 2002会場レポート:拾遺編1Granite Bay搭載マザーボードや台湾製腕カメラなどが展示される
会期:6月3日~7日 会場:Taipei International Convention Center(TICC) コンピュータ関連の総合展示会であるCOMPUTEXには、PCパーツやPDA以外にも周辺機器などが大量に展示される。ここでは周辺機器関連製品を中心、これまでのCOMPUTEXレポートから漏れていたものをまとめてお伝えする。 ■ここにも密かにGranite Bay IntelブースにこっそりとGranite Bayを搭載したワークステーションが展示されていたことは笠原氏のレポートのとおりだが、RAIDコントローラや高速HDDコントローラでおなじみのPromiseのブースにも、何気なくGranite Bay搭載マザーボードが展示されている。 件のマザーボードはGIGABYTEの「GA-8iNXP」で、Granite Bay搭載とは明記されておらず、ブースの説明員に尋ねても不明との答えが返ってくるだけ。だが、デュアルチャネルDDRのスロットが4本搭載されているのがなによりの証拠だ。
■台湾製“腕カメ”、来年登場? COMPUTEXには多数のデジタルカメラが展示されているが、そのほとんどはトイカメラやWebカメラ、あまり特徴の無い200万画素程度のデジタルカメラだ。そんな中で、日本の大手メーカーへのOEM供給の実績もあるDXG Technologyが出展した腕時計型デジタルカメラが目を引く。 まだモックアップで出荷は来年の予定だが、35万画素CMOSに256色表示可能な液晶ディスプレイを備え、TV出力も可能だそうだ。本体内には200枚の画像を保存でき、USBとIrDA接続でPCに画像を転送できる。価格は未定だが「カシオ製よりも安くする」と社長の鼻息は荒かった。
■デジカメ付き双眼鏡も 意外と見かけなかったのがデジタルカメラ付き双眼鏡。唯一MAGPiXが8×21で640×480ピクセルの出力解像度をもつ製品を展示していた。展示していたのは1機種だけだが、製品ラインナップには130万画素機もあるという。
■1.8インチHDD採用のUSB 2.0外付けHDD USB 2.0対応製品も多数展示されていたが、その中でもっとも目を引いたのがGOODWAYの外付けHDD。東芝の1.8インチHDDを採用しており、Type 3 PCカードよりちょっと大きい程度と、たいへんコンパクト。価格は不明。今のところ日本で発売する計画はないという。 ■中国語対応のiモードブラウザ
台湾でも近々、KG Telecomによりiモードサービスが始まるという。まず投入されるiモード端末はNECの「N530i」。これに搭載されるブラウザ「Compact NetFront Plus」を開発したアクセスが日本から出展している。 「Compact NetFront Plus」は、簡体中国語と繁体中国語はもちろん、日本語と英語にも対応したブラウザ。また、WAP 1.xのレガシーコンテンツにも対応しているのが特徴 □COMPUTEX TAIPEI 2002のホームページ(英文) (2002年6月7日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp] | I |
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