S3 Graphics、モバイル向けビデオコア「AlphaChrome」6月3日(現地時間) S3 Graphicsは3日(現地時間)、モバイル向けのビデオコア「AlphaChrome」を発表した。 AlphaChromeは、メモリを統合した単体ビデオチップのほか、メインメモリの一部をフレームバッファとして利用するSMA(Shared Memory Architecture)を採用したノースブリッジに統合して利用することもでき、高い3D性能と、低消費電力を実現できるという。利用可能なメモリサイズは最大64MB。 マルチパイプライン、マルチテクスチャ3Dエンジンを搭載し、128bit DDRメモリインターフェイスを採用している。CRT DACやTVエンコーダー、2チャンネルLVDSトランスミッターなども統合している。 現在量産直前の段階としており、S3のマーケティング担当副社長 Gerry Liu氏は「従来のSMA製品への認識は、低パフォーマンスでバリューセグメント製品向けというものだった。われわれはAlphaChrome333のサンプルを来月に出荷するが、このSMA製品には何の妥協もない。VIAのDDRチップセットでのリーダーシップと、新製品の高いパフォーマンスは、顧客を惹きつけるものとなるだろう」と述べている。 □S3 Graphicsのホームページ(英文) (2002年6月3日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
|