ソニー、3系統入力の18インチSXGA液晶ディスプレイなど
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SDM-X82 | SDM-X52 |
6月15日発売
標準価格:オープンプライス
ソニーは、液晶ディスプレイの新シリーズ「SDM-Xシリーズ」2モデルを6月15日より発売する。18インチSXGA液晶ディスプレイ「SDM-X82」と15インチXGA液晶ディスプレイ「SDM-X52」が用意され、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格はX82が130,000円、X52が65,000円前後の見込み。
同社では、昨年より液晶ディスプレイ「SDM-Sシリーズ」を市場に投入してきたが、今回発表のXシリーズはその上位シリーズと位置づけられており、高輝度液晶パネルの採用やエルゴノミックアングルと呼ばれる独自のデザイン、スピーカー/電源の内蔵などにより差別化を図っている。
■SDM-X82
SDM-X82 |
「SDM-X82」は、1,280×1,024ドット表示の18.1インチa-Si TFT液晶ディスプレイ。最大表示色は1,677万色。視野角は上下/左右 160度、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は350:1。応答速度は20ms(白→黒)、30ms(黒→白)。
入力端子はD-Sub15ピン×2と、DVI-D×1の3系統。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、電源も内蔵。VESAマウント(100mmピッチ)に対応する。本体サイズは450×241×424mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.2kg。
3段階のガンマコントロールや、入力信号にあわせて画像表示を最適化するインテリジェントオート機能などを搭載。XGA(1,024×768)などの低い解像度を表示する際には、もとの解像度のまま表示する「Realモード」、元のアスペクト比を保ちながら拡大表示する「FULLモード1」、アスペクト比に関係なくフル画面表示する「FULLモード2」の3つのモードが選択できる。また、輝度を落とし、消費電力を低減する「ECOモード」や、用途に合わせて、「テキスト」、「グラフィック」、「スタンダード」の3つの画像モードが選択可能となっている。
独自のエルゴノミックアングルデザインを採用する | |
D-Sub15ピン×2やDVI-D×1系統を搭載する | 0~80度のチルトが可能 |
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/Display/LCD/SDM-X82/index.html
■SDM-X52
SDM-X52 |
「SDM-X52」は、1,024×768ドット表示の15インチa-Si TFT液晶ディスプレイ。最大表示色は1,619万色。視野角は上下120度/左右90度で、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は300:1。応答速度は10ms(白→黒)、20ms(黒→白)。
入力端子はD-Sub15ピン×1とDVI-D×1の2系統入力、1W+1Wのステレオスピーカーや電源を内蔵する。VESAマウント(75mmピッチ)に対応する。本体サイズは392×199×358mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.8kg。
「X82」と同様に3段階のガンマコントロールやインテリジェントオート機能、ECOモードなどに対応する。なお、800×600ドットなどの低解像度表示時には自動的にフル画面表示となる。
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/Display/LCD/SDM-X52/index.html
■SDM-S51
SDM-S51ブラックモデル |
また、15インチXGA液晶ディスプレイ「SDM-S51」のブラックモデルも6月より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。
本体仕様は従来モデルと同等で、視野角は水平120度、垂直90度、最大輝度250cd/平方メートル、コントラスト比 300:1。応答速度20msなど。入力端子はD-Sub 15ピン1系統。
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/Display/LCD/SDM-S51/index.html
□関連記事
【1月17日】ソニー、応答速度20msの18インチ液晶ディスプレイなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0117/sony3.htm
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
(2002年5月27日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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