ポータブルタイプのTVキャプチャBOX。バスパワーで動作するため、ACアダプタを必要としない。ロッドアンテナが付属し、屋外でのTV視聴/録画が可能だという。本体サイズは66×139×29mm(幅×奥行き×高さ)。

　従来モデル「GV-BCTV3/USB」はMPEG-1キャプチャのみだったが、新たに多機能TVソフト「I-O DATA mAgicTV」を採用したことで、MPEG-2キャプチャやタイムシフト再生機能にも対応した。「iEPG」や「ADAMS-EPG」などのTV番組予約に対応するほか、携帯電話からの予約ソフト「reserMail」が付属し、iモード端末やJ-スカイ端末からの予約も行なえる。

　ビットレートは1～2.5Mbps、出力解像度は320×240ピクセル固定となる。プリセットは高画質(2.5Mbps)/標準画質(2Mbps)/長時間(1.5Mbps)の3種類が用意される。オーディオビットレートは224kbps固定。なお、TV音声はモノラルとなる。

　インターフェイスは、F型アンテナ端子、NTSC入力端子(S端子/コンポジット)、Sビデオ入力、外部ライン用ステレオミニジャックなどを備える。

　ソフトウェアは、ビデオ編集ソフト「VideoStudio 6 SE」や、画像編集ソフト「PhotoImpact 7 SE」などが付属する。また、ライティングソフト「B's Recorder GOLD(Ver 1.83以降、別売り)」と併用することで、録画したファイルをCD-R/RWメディアに直接書き込むこともできる。

　動作環境は、500MHz以上のPentium III/Pentium 4/Celeron/Athlon/Duron、メモリ64MB以上だが、CPUは800MHz以上、メモリ128MB以上を推奨している。

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news/200205/091a.htm
□関連記事
【2000年6月30日】アイ・オー、USB接続のTVチューナ/MPEG-1キャプチャボックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000630/iodata.htm

(2002年5月27日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]