松下寿、デスクトップ向けHDD製造から撤退
~流体軸受けモータに注力

5月21日(現地時間)発表


 松下寿電子工業株式会社は21日、2002年8月をもって、シンガポールで行なっていたデスクトップPC向けのHDD製造から撤退すると発表した。

 この決定は、Maxtorとの協議によるビジネス関係の見直しによるもので、デスクトップ向けHDDの生産についてはMaxtorに移管し、松下寿はハイエンド向けHDDに注力するほか、流体軸受けモータなど高付加価値の部品製造を拡大していくという。

 同社では、'94年よりQuantum向けにHDDの製造を開始し、7年間で1億400万ユニットのHDDを製造してきた。しかし、2001年4月のMaxtorによるQuantumのHDD部門買収により、事業方針を大きく転換することとなった。

□松下寿電子工業のホームページ
http://www.mke.panasonic.co.jp/
□アジア松下電器のホームページ(英文)
http://www.panasonic.com.sg/
□ニュースリリース(英文)
http://www.panasonic.com.sg/high/press_article.cfm?pid=275&year=2002
□関連記事
【2001年4月4日】Maxtor、Quantumの買収を完了
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010404/maxtor.htm
【2000年10月5日】Maxtor、QuantumのHDD部門を23億ドル相当で買収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001005/maxtor.htm

(2002年5月23日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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