アルプス、IEEE 802.11a用のPCカード/Mini PCIモジュール

4月25日発表

サンプル価格:各5万円



 アルプス電気株式会社は25日、IEEE 802.11a規格に準拠した無線LAN製品「UGJシリーズ」の開発を発表した。Mini PCIモジュール「UGJ1」と、PCカード型の「UGJ2」の2製品が用意され、5月下旬よりサンプル出荷を開始、6月より量産開始する。サンプル価格はそれぞれ約5万円。ともにOEM市場向けに展開する予定で、自社ブランドでの販売はないという。

 最高転送速度54MbpsのIEEE 802.11aに対応した無線LAN製品で、「UGJ1」は、Mini PCI Type 3Bに、「UGJ2」はPCカードType 2に準拠した製品となっている。ともにダイバーシティ回路を内蔵し、アンテナはUGJ1が外部、UGJ2が内部となっている。電源電圧は3.3V。

 同社ではこの「UGJシリーズ」を皮切りに、無線LAN製品の開発を進めていくとしており、次のステップではAV機器向けへの応用や、IEEE 802.11a/11b両対応のMini-PCIコンボカードの開発を進め、その後、携帯機器向けの小型/省電力化を目指していくとしている。

□アルプス電気のホームページ
http://www.alps.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.alps.co.jp/press/new2002/0425a-j.htm

(2002年4月26日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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