Promise Technology、Serial ATA製品のロードマップを発表
~COMPUTEX TAIPEIでコントローラを発表

Promise Technologyのケヴィン・ライ ディレクター(右)とリチャード・チャン プロダクトマーケディング・マネージャ

4月19日発表



 株式会社シネックスは、RAID製品に関するセミナーを都内で開催した。この中で、Promise TechnologyのSerial ATA対応ロードマップが発表された。

 会見ではまず、Serial ATAが急速に普及し、2005年には従来のATAを駆逐する、とのDataquestによる予測を示し、これに向けてHDDベンダーとPromise TechnologyがSerial ATA製品の開発に鋭意取り組んでいる姿勢を強調した。

 Promise Technologyは、まず台湾で6月に行なわれる展示会「COMPUTEX TAIPEI 2002」において、2つのSerial ATAポートと1つのUltra ATA/133ポートに対応する「PDC20375」シリーズと、4つのSerial ATAポートに対応する「PDC20318」シリーズの2種類のSerial ATAコントローラを発表する。

 次いで第3四半期にこれらの製品を搭載したカード群を発売予定とした。インターフェイスカードの「Ultra」シリーズでは、PDC20375搭載の「SATA 150 TX2Plus」と、PDC20318搭載の「SATA 150 TX4」となる。そのほか、RAIDカードの「Fast Track」シリーズでも同様にPDC20375とPDC20318の2本立てとなるとした。

DataquestによるSerial ATA普及予測。2005年にはSerial ATAとファイバーチャネル、SCSIのみになるとしている 「PDC20375」と「PDC20318」、2種類のコントローラをリリースする インターフェイスカード「Ultra」シリーズのロードマップ。9月リリースの予定だが、HDDの開発が遅れ気味で、後ろにずれる可能性もあるという

□シネックスのホームページ
http://www.synnex.co.jp/
□Promise Technologyのホームページ(英文)
http://www.promise.com.tw/index_eng.asp

(2002年4月19日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

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