サン、小型サーバー「Cobalt Qube」の新モデル
~VPN対応やNTドメイン構築が可能に

4月11日発売

標準価格:18万円~

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 サン・マイクロシステムズ株式会社は、VPNに対応したSOHO向け小型サーバーの新モデル「Sun Cobalt Qube 3 Plus」を4月11日より発売する。

 標準構成のスタンダード・エディションと、HDD容量などが強化されVPN機能などを搭載したビジネス・エディション、HDDをRAID構成とした最上位モデル、プロフェッショナル・エディションの3モデルが用意される。価格はスタンダードが180,000円、ビジネスが235,000円、プロフェッショナルが329,000円。

 SOHOや個人事業者向けの小型サーバーで、ブラウザベースで各種設定を行なうことで、メール/Web/ファイルサーバーなどを簡単に構築できる。また、同社による「Sun Cobalt BlueLinQ ソフトウェア配布サービス」により、ソフトウェアアップデート情報などが管理者に通知され、ボタンをクリックするだけでソフトウェアのアップデートができるなど、簡単にサーバーの設定/運用ができるのが大きな特徴となっている。

 「Cobalt Qube 3 Plus」では、新たにWindows NTのプライマリ・ドメイン・コントローラ相当の機能が搭載され、Windows NTドメインの構成が可能になったほか、合計7カ国語の多言語サポートが行なわれた。また、ビジネス/プロフェッショナル・エディションでは、VPN(IPSec/PPTP)を構築する機能が追加された。

 スタンダード・エディションの本体構成は、CPUにK6-2/450、メモリ64MB、HDD 20.4GBを搭載。OSはLinuxベースのSun Cobalt OS 6.4。100Base-TX対応Ethernet×2を装備するほか、シリアル/パラレル/USBポートを各1ポート装備する。消費電力は最大45W。本体サイズは191×194×197mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.9kg。

 ビジネス・エディションは、メモリが256MBに、HDDが40GBに強化されるほか、VPN機能やウェブアクセスコントロール機能を搭載した上位モデルとなっている。プロフェッショナル・エディションはメモリが512MBに強化されるほか、Ultra Wide SCSIインターフェイスを備え、HDDを40GB×2(RAID1)とした最上位モデルとなる。

□サン・マイクロシステムズのホームページ
http://www.sun.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sun.co.jp/Press/release/2002/0411.html
□製品情報
http://sun.co.jp/cobalt/qube3/index.html

(2002年4月11日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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