Intel、ブレードサーバー向けのDual対応低電圧版Pentium III 800MHz3月19日発表(現地時間) 米Intelは19日(現地時間)、ブレードサーバー向けプロセッサとして、デュアルプロセッサ対応の低電圧版Pentium III 800MHzを発表した。20日にはインテル株式会社からも発表され、1,000個ロット時単価は38,730円。3月20日より量産出荷される。 ブレードサーバーは、データセンターなどの限られたスペースに高密度にサーバーを配置するために考えられた形式で、HDDまで搭載した1ボードコンピュータを高密度のラックに収納する。 今回発表された低電圧版Pentium III 800MHzは、ブレードサーバー向けとしては、初のデュアル対応プロセッサとなる。製造プロセスは0.13μmで、パッケージはμFCBGA。L2キャッシュは512KBで、FSB 133MHzに対応する。 Intelエンタープライズ プラットフォーム事業本部ディレクターのリチャード・ドラコット氏は、リリース中で「低電圧版Pentium III 800MHzを2個搭載した高密度サーバーは、ブレードサーバーという新たな市場セグメントを拡大する。シングルプロセッサシステムに比べて、スペース、性能、消費電力などの点で大きな優位性がある」と製品の意義について述べている。 同プロセッサを採用したブレードサーバーは、DellやFujitsu Siemensなどから今年中に発表される見込み。 □Intelのホームページ(英文) (2002年3月20日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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