ATI、ビデオ統合チップセット「RADEON IGP」シリーズを発表 ~Pentium 4用とAthlon/Duron用を投入しチップセット事業参入
3月13日発表(現地時間)
ATI Technologiesは13日(現地時間)、ドイツで開催中のCeBITで、ビデオ統合チップセット「RADEON IGP」を発表した。出荷開始は2002年春で、夏にはRADEON IGP搭載のデスクトップ/ノートPCが発売される見込み。
RADEON IGPには、Pentium 4用の「RADEON IGP 330/340/340M」と、Athlon/Duron用の「RADEON IGP 320/320M」が用意される。340Mと320Mはモバイル向けと位置づけられている。
ビデオコアはRADEON 7000相当。64bitシステムアーキテクチャを採用し、DDR 266やAGP4Xをサポート。HydraVisonを利用したデュアルディスプレイもサポートする。
サウスブリッジは「IXP 250/200」が用意される。ともに6ポートのUSB 2.0やEthernetコントローラ、6チャンネルオーディオ、PCI 2.3などをサポートする。「IXP 250」では、これらに加えて、Wake on LANやリモート ブートエージェント、デスクトップマネジメントインターフェイスなどがサポートされる。
なお、RADEON IGPの製造パートナーとして、富士通やGIGABYTE、FIC、Quanta、Lite-Onなどと協力していくことも発表された。
□ATI Technologiesのホームページ(英文)
http://www.ati.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.ati.com/companyinfo/press/2002/4467.html
□ニュースリリース(RADEON IGP 330/340 英文)
http://www.ati.com/companyinfo/press/2002/4468.html
□ニュースリリース(RADEON IGP 320 英文)
http://www.ati.com/companyinfo/press/2002/4469.html
(2002年3月14日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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