アドビ、Webオーサリングソフト「GoLive」、Flash作成ソフト「LiveMotion」4月上旬 発売 連絡先:カスタマーインフォメーションセンター アドビ システムズ株式会社は、Webサイト作成ソフト「GoLive 6.0日本語版」、Flashアニメーション作成ソフト「LiveMotion 2.0日本語版」、および2つのソフトをパックにした「GoLive/LiveMotion PACK日本語版」を4月上旬より発売する。同社直販サイト「アドビストア」では、3月12日より予約受付が開始される。 アドビストアでの価格はGoLive、LiveMotionともに24,800円。それぞれアップグレード版も用意され、価格は12,100円。PACKは、通常版が34,800円で、アカデミック版が8,400円。対応OSはWindows版とMacintosh版が用意され、Windows版がWindows 98 SE/Me/2000/XP、Macintosh版がMac OS 9.1/9.2/Mac OS X 10.1。 ■GoLive 6.0日本語版
Webサイトの作成/管理をするためのソフト。ユーザーインターフェイスやコーディング機能などが改良されたほか、新たにワークグループ機能やダイナミックコンテンツサーバー機能が搭載された。 パレットタブは、ツールウィンドウなどよく利用するウィンドウを、使用しないときに小さなタブとしてメインウィンドウの端に表示させ、ウィンドウ内の作業スペースを有効活用する機能。タブはクリックするともとのサイズに戻り、マウスを離すとまたタブに戻る。 そのほか、入れ子状のテーブルを簡単に編集する機能や、簡易ロールオーバー作成機能、コーディングの入力支援機能などの改良が施されている。
本バージョンの新機能として、複数人でサイトを管理/編集するためのWebDAVサーバー、「Web Workgroup Server」が新たに搭載された(Windows 2000/XP、Mac OS X 10.1のみ対応)。 コンテンツを保管するサーバーにWeb Workgroup Serverをインストールすると、リモートからブラウザ経由でアクセスして、ユーザー管理やコンテンツの配信、ファイルのバージョン管理などを行なうことができる。 また、ローカルでダイナミックコンテンツをプレビューできるダイナミックコンテンツサーバー機能が追加された。IISやApache、Tomcatに対応し、データベースなどを利用した動的なページの生成結果などをローカルで確認することができる。 そのほか、iモードエミュレータが搭載され、機種ごとの表示画面をWindows上で確認できるようになった。エミュレータは当面はiモード端末のみの対応となるが、今後ほかのキャリアに対応する可能性もあるという。 □ニュースリリース ■LiveMotion 2.0日本語版
Flashアニメーションを作成するソフト。Flash以外にもQuickTime形式のコンテンツも作成できる。 本バージョンでの大きな特徴の1つはAutomationスクリプトと呼ばれる自動化機能。一種のマクロ機能で、作業や複雑なアニメーションプロセスをJavaScriptで記述することで、反復作業を自動化したり、高度なアニメーションを少ない手順で作成することができる。 また、Automationスクリプトを使用して、LiveTabと呼ばれる独自のアプリケーション/ツールを作成することができる。
その他の点では、ユーザーインターフェイスやスクリプトデバッガなどがブラッシュアップされているほか、Illustratorなど同社製品との連携が強化されている。 http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200203/20020312lm2.html □製品情報 http://www.adobe.co.jp/products/livemotion/ □アドビ システムズのホームページ (2002年3月12日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp] | I |
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