キヤノン、光学3倍ズーム/有効200万画素の「PowerShot A40」など
~デジカメと直接繋がるフォトプリンタも用意

3月15日より順次発売

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 キヤノン販売株式会社は、光学3倍ズーム搭載のデジタルカメラ2機種や、低価格単焦点機、PowerShot G2の限定ブラックモデルなどデジタルカメラ4機種と、デジタルカメラと直接接続可能なフォトプリンタを3月15日より順次発売する。

 なお今回発表の4機種は、撮影時の情報を保存する新画像フォーマットExif 2.2に対応している。


●光学3倍ズームを搭載した「PowerShot A40/A30」

PowerShot A40 PowerShot A30
・3月15日発売
・PowerShot A40 49,800円
・PowerShot A30 37,800円

A40の本体背面
 光学3倍ズーム搭載のデジタルカメラとして、有効約200万画素CCD搭載の「PowerShot A40」と、有効約120万画素CCD搭載の「PowerShot A30」の2モデルが3月15日より発売する。価格はA40が49,800円、A30が37,800円。それぞれ「PowerShot A20/A10」の後継モデルで、A20/A10は販売終了となる。

 画素数およびデジタルズームの倍率、音声記録の有無以外の仕様は共通で、ともに1/2.7インチCCDを搭載する。レンズは光学3倍ズーム搭載で、35mm換算35~105mm。デジタルズームはA40が2.5倍、A30が約2倍。

 シャッター速度は1/1,500~15秒で、1.3~15秒のスローシャッター時は自動的にノイズリダクション機能が動作する。撮影距離は76cm~無限遠、マクロ時は16cm(テレ端)/26~76cm(ワイド端)。ISO感度は50/100/200/400相当およびオートが選択できる。

 AF方式は、3点測距AiAFと中央1点を装備し、フォーカスロックも可能。測光方式は、評価測光およびスポット測光を用途に応じて切り替えられる。

 記録画素数は、A40が1,600×1,200/1,024×768/640×480ピクセル、A30が1,280×1,024/1,024×768/640×480ピクセル。連写撮影能力に優れ、約2.5枚/秒の撮影が可能(Largeサイズ、Fineモード、液晶OFF時)。また、VGAサイズ/Normalモード時でA40は50枚、A30は56枚の連続撮影ができる。

 記録形式はJPEG(DCF/DPOF)。動画撮影も可能で、記録サイズは320×240ピクセル(20fps、連続10秒まで)と160×120ピクセル(20fps、連続30秒まで)、記録形式はAVIでコーデックはMotion JPEG。なお音声が記録できるのはA40のみ(WAVE形式、モノラル)。

 記録メディアはCF(Type1)で、8MBのメディアが付属する。PCとの接続インターフェイスはUSBを装備。また、ビデオ出力端子(NTSC/PAL)や音声出力端子(A40のみ)を備える。液晶は1.5インチポリシリコンTFTを搭載し、ズーム再生機能(2~10倍)を装備する。

 バッテリは単3電池×4で、アルカリ/ニッケル水素に対応する。撮影枚数は、液晶ON/アルカリ電池使用時で約200枚、液晶OFF/アルカリ電池使用時で約500枚。本体サイズは110.3×37.6×71mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約250g。

□製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/camera/powershot/a40/index-j.html


●低価格入門機「PowerShot A100」

PowerShot A100
・4月下旬発売
・標準価格:24,800円

 初心者向けの低価格入門機として、単焦点デジタルカメラ「PowerShot A100」が4月下旬より発売される。価格は24,800円。

 本体前面に、ワンクリックでレンズカバーの開閉や、静止画/動画の切り替えが可能なスイッチを装備したデザインが特徴。A40/A30と同様、3点測距AiAFと中央1点のAF方式を備え、低価格な入門機ながら実用に耐える仕様になっているという。

本体背面
 1/3.2インチ、有効約120万画素のCCDを搭載し、35mm換算39mmの単焦点レンズを備える。シャッター速度は1/2,000~1秒。撮影距離は20cm~無限遠、マクロ時は5~20cm。ISO感度は64/100/200/400相当およびオート。デジタルズームは3.2倍に対応する。

 記録画素数は、1,280×960/1,024×768/640×480ピクセルで、約2.5枚/秒の撮影が可能(Largeサイズ、Fineモード、液晶OFF時)。

 記録形式はJPEG(DCF/DPOF)。動画撮影も可能で、記録サイズは320×240ピクセル(15fps、連続7秒まで)と160×120ピクセル(15fps、連続30秒まで)、記録形式はAVIでコーデックはMotion JPEG。なお音声は記録できない。

 記録メディアはCF(Type1)で、8MBメディアが付属する。PCとの接続インターフェイスはUSBで、ビデオ出力端子(NTSC/PAL)も備える。液晶は1.5インチポリシリコンTFTを搭載し、ズーム再生機能(2~10倍)を装備する。

 バッテリは単3電池×2で、アルカリ/ニッケル水素電池が使用できる。撮影枚数は、液晶ON/アルカリ電池使用時で約70枚、液晶OFF/アルカリ電池使用時で約180枚。本体サイズは110×36.6×58mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約160g。

□製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/camera/powershot/a100/index-j.html


●台数限定のブラックバージョン「PowerShot G2 ブラック」

PowerShot G2 ブラック
・3月21日発売
・標準価格:115,000円

 光学3倍ズームレンズを搭載した400万画素デジタルカメラ「PowerShot G2」のカラーバリエーションモデルとして、「PowerShot G2 ブラック」を3月21日より台数限定で発売する。価格は従来版と同じ115,000円。

 ボディカラー以外の基本仕様は従来モデルと共通だが、フォトプリンタ「CP-100」やExif 2.2への対応など、ファームウェアがアップデートされている。なお、限定台数は明らかにされていない。

□製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/Product/digicam/ps-g2/g2_b.html


●L版印刷に対応したフォトプリンタ「CP-100」

CP-100
・5月中旬発売
・標準価格:34,800円

使用例
 「CP-100」は、デジタルカメラと直接接続可能な昇華型熱転写フォトプリンタ。5月中旬より発売され、価格は34,800円。

 対応デジタルカメラは、PowerShot A40/A30/A100/G2 ブラック。IXY DIGITAL 300/200、PowerShot G2/S40/S30/A20/A10については、5月以降のファームウェアアップデートで対応予定。

 従来モデル「CP-10」の後継機で、新たにL版プリントに対応した。出力解像度は300×300dpi。印刷速度は、L版時73秒、ポストカード時84秒、カードサイズ時43秒。

 オプションのバッテリ「NB-PC1L」を装備し、ワイヤレスでの印刷も可能。バッテリ使用時の撮影枚数は最大18枚。本体サイズは172×178×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約970g(バッテリ、ペーパーカセットを除く)。

□製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/camera/directprint/cp100/index-j.html

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2002-03/pr_psa40.html
□関連記事
【2001年3月15日】キヤノン、光学3倍ズームを搭載し動画撮影に対応したIXY DIGITAL 300
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010315/canon.htm
【2001年8月24日】キヤノン、連写撮影に優れた400万画素デジタルカメラ「PowerShot G2」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010824/canon.htm

(2002年3月6日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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