ソニー、16.1インチ UXGA液晶搭載のバイオノートGR |
PCG-GRX90/P |
標準価格:オープンプライス
連絡先:VAIOカタログセンター
Tel.03-5454-0700
ソニー株式会社は、CPUにモバイルPentium 4-M 1.7GHz、液晶に1,600×1,200ドット(UXGA)表示の16.1インチTFTを搭載したハイエンド向けA4ノートPC「PCG-GRX90/P」を3月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35万円前後の見込み。OSはWindows XP Professional。
CPUに、本日Intelが発表したモバイルPentium 4-M 1.7GHzを搭載した「バイオノートGR」シリーズの最上位モデル。「ノートPCに16.1インチ、UXGA表示のTFT液晶を搭載したのは世界初」としている。チップセットはIntel 845MP、ビデオチップはATI MOBILITY RADEON 7500(32MB)を内蔵する。従来の最上位モデル、モバイルPentium III-M 1.2GHz搭載の「PCG-GR9F/P」は販売終 了となっている。
メモリ512MB(256MB×2、DDR 200、最大512MB)、HDD 40GB、8/16/10/24倍速対応DVD/CD-RWコンボドライブ(バッファアンダーラン防止機能搭載)を内蔵する。なおUSB外付け型FDD(PCGA-UFD5)は別売りとなる。
ボディは、液晶上面にマグネシウム合金を使用した新筐体。キーボード上部にアルミニウムを採用し、スピーカーを内蔵する。
インターフェイスは、PCカードスロット Type2×2、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1、USB×3、IEEE 1394(4ピン)×1、100Base-TX対応Ethernet、V.90対応モデム、プリンタポート、D-Sub15ピン、AV出力端子などを備える。また、シリアルポートやS端子を装備した専用のポートリプリケーター(PCGA-PRGX1、別売り)も用意される。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2.5~3.5時間。本体サイズは355×292×39.8~44.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.8kg(バッテリ×1、コンボドライブ装着時)。
また、3D CG作成ソフト「LightWave 3D express for VAIO」が付属する。「コンシューマ向けPCへのLightWave 3Dのプリインストールは初」という。「LightWave 3D 7」との違いは、スクリプト処理、UVマッピングといった一部の処理を省いていることや、メニューの完全日本語化、コンテンツの追加、チュートリアル機能、ジョグダイヤルと連動した操作体系など。
そのほか、フォトレタッチソフト「Photoshop Elements」や動画編集ソフト「Premiere 6 LE」、サウンド編集ソフト「DigiOnSound Light」などもバンドルされる。
写真はすべて開発中のものです。実際の製品とは仕様が異なる場合があります | ||
タッチパッドとデザインが変更されたセンタージョグ | 従来比約1.25倍に拡大されたBackSpaceキー | キーボード上部はアルミニウムを使用。スピーカーを内蔵し、表面に約1,700個の穴を設けている |
液晶を閉じた状態。お馴染みの「VAIO」ロゴが彫り込まれている | 本体底面。排気口や、ポートリプリケーター用端子などを備える | 同梱のACアダプタ。「どんな状態でもフル稼働できるようにした」というだけあって、かなり大きい |
本体左側面。PCカードスロットやコンボドライブを備える | 本体背面。Ethernet端子、D-Sub15ピン、パラレルポート、USB、AV出力端子を備える | 本体右側面。バッテリベイを備える |
本体左側面にUSB端子とIEEE 1394端子、メモリースティックスロットを装備。各ポートを覆っているカバーは独立して開閉できる | 本体右側面にUSBポート、イヤホン端子、マイク端子を備える。カバーはマグネットで固定されるので使い勝手が良い |
(2002年3月5日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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