シャープ、カメラ搭載のキーボード付きザウルス
3月15日発売 標準価格:オープンプライス 連絡先:お買い物相談ホットライン シャープ株式会社は、CMOSカメラを搭載した新ザウルス「MI-E25DC」を3月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。
有効画素31万画素のCMOSカメラを内蔵したザウルスシリーズの新モデル。レンズは単焦点(F2.8 f=3.3mm)。静止画の記録形式はJPEGで、最大640×480ピクセルの撮影が可能。撮影した画像をメールでPCなどに送ることができるほか、J-PHONEの「写メール」などのサービス向けにリサイズし、メールで送る機能も搭載している。 従来モデル「MI-E21」との違いは、カメラがついたことと、本体サイズが2mm厚くなったことなど。また、動画記録コーデックがNancyからMPEG-4に変更されている。なお、「MI-E21」は引き続き販売される。 それ以外に大きな変更は無く、240×320ドット/65,536色表示の3.5インチ反射型TFT液晶を搭載し、スライド式キーボードを備えている。メモリは32MB(DRAM16MB、フラッシュメモリ16MB)で、ユーザーエリアは約15MB。 また、本体のみでASFフォーマット(MPEG-4準拠)での動画撮影が可能となっており、記録時間は最大約20秒。 動画撮影時の記録解像度は160×120ピクセル。動画再生機能「ムービープレーヤー」では、ASFのほか、Nancy形式の動画の再生が可能なほか、「ミュージックプレーヤー」では、MP3の再生も可能となっている。再生可能なサンプリングレートは44.1kHz/22.05kHz。 透明の液晶カバーが付属。SDメモリーカードスロット(SDIO非対応)とCF Type2スロットを搭載し、「P-in m@ster」や「C@rdH”64petit」などのPHSカードに対応するほか、IEEE 802.11b無線LANカードにも対応する。なお、現時点での対応無線LANカードはプラネックス製の「GW-CF110」のみだが、今後ほかのカードでも動作検証を行なっていくという。 バッテリ駆動時間は、カレンダー画面を連続的に表示させた状態で約11時間、内蔵カメラで連続撮影した場合は約2時間10分。本体サイズは74×138×19.8mm(幅×奥行き×厚さ)、重量は約208g(液晶カバー取り付け時)。 同社のコミュニティサイト「シャープスペースタウン」を介した、ホームページサービスやフォトストレージサービスなども用意される。
□シャープのホームページ (2002年3月5日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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