JR東日本、アキハバラデパートを買収

昨年末、リニューアル準備として閉店セールを行なっていたアキハバラデパート

2月28日発表



 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は28日、株式会社秋葉原の発行済株式数250,000株のうち60%にあたる150,000株を約7億円で買収し、経営権を取得したと発表した。

 株式会社秋葉原はアキハバラデパートの経営母体で、資本金3億6,250万円、売上規模は年間約45億円。'50年12月に株式会社秋葉原会館として設立された。昨年末には「閉店」、「撤退」を発表。本年3月18日にはゲームやアニメ系ショップを中心とする“アキバ系ショッピングセンター”としてのリニューアルオープンを予定している。

 JR東日本では今回の買収について、「2005年に“つくばエクスプレス”が秋葉原駅に乗り入れることにより、同駅周辺の開発ポテンシャルが向上し、鉄道事業の重要拠点となると判断したため経営権を取得した」としている。なお、買収後のアキハバラデパートの経営方針については、現時点で変更はないという。初年度の売り上げは50億円を見込んでいる。

□JR東日本のホームページ
http://www.jreast.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jreast.co.jp/press/20020217/main.html
□アキハバラデパートのホームページ
(3月1日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.mono.co.jp/akihabara/
□関連記事
【2001年12月3日】【大河原】アキハバラデパート、撤退の意味とは?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011203/akibah05.htm

(2002年3月1日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.